2013/3/4
イベントレポート
2013年2月21日(木)
MUJI+クリエイティブゼミ「Found MUJI 神戸」がスタートしました。
初回は、講師の高橋さんと同じ、良品計画生活雑貨部のデザイナーで、「Found MUJI」をご担当されている、長本まどかさんをゲストに迎え、「Found MUJI」の活動についてお話しいただきました。
ゼミが始まる前、講師の高橋さんとKIITO館内を見て回られた長本さんは、“KIITO自体がFound”と。
KIITOには、生糸検査所だった頃に使われていた、古い机や椅子、コート掛けなど、たくさんの什器が残っていて、傷みがひどいものは古さを活かしながら修繕し、大切に使っています。
残置物を使った空間演出
また、写真(下段・左)のスツールは、1脚だけ残されていたもの(左)をモチーフに、家具デザイナーの山極さん(うたたね)に作っていただいたもの(右)なんです。なるほど、もうFoundは始まっていたのですね。
「Found MUJI」やリサーチについてご説明いただいたところで、自己紹介を兼ねて、神戸について事前に調べてきたことを発表しました。ゼミ生は神戸育ちの人、大学や仕事で神戸に来た人、市外から通っている人など、さまざま。地元だから知っているディープな情報やもあれば、他の地域にいるから気付くこともあったりと、それぞれ視点が違うのがおもしろいです。
これから1年間、このメンバーと一緒に、神戸の魅力を探っていきます。
Found MUJI 神戸
このゼミは、世界中の地域から人々の知恵と工夫に磨かれた伝統と文化を見つけ出す「Found MUJI」の活動を神戸で行う試みです。もの、文化、歴史にまで視野を広げてリサーチすることで、神戸の新たな魅力を発見していきます。→開催概要はこちら