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2013/3/19

イベントレポート

KIITalk+クリエイティブレクチャー スプツニ子!「クリティカル・デザイン」レポート

2013年2月22日(金)

KIITalk+クリエイティブレクチャー スプツニ子!「クリティカル・デザイン」を開催しました。

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アーティストであるスプツニ子!さんを講師にお招きし、KIITalk+クリエイティブレクチャー スプツニ子!「クリティカル・デザイン」を開催。
「クリティカル・デザイン」というテーマに対し、スプツニ子さんがこれまでに取り組んできたデザインや仕事について、作品の映像を交えながらレクチャーをしていただきました。

まず、はじめにスプツニ子!さんのこれまでの作品、生理マシーン、タカシの場合。(2010) カラスボット☆ジェニー (2011) 寿司ボーグ☆ユカリ(2010)などの紹介を通して、「クリティカル・デザイン」とは、社会批評的デザイン。つまり、問題解決のためでなく、カラスボット☆ジェニーでの「もし、カラスと会話が出来たらどうなるのか」というような、「if」から「?」をつくるためのデザインである、ということについて説明していただきました。

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次に、スプツニ子!さん本人は、「クリティカル・デザイン」の分野の中でも、本流から少し離れたようなことしているとお話しされた後、英国王立芸術学院(RCA)デザイン・インタラクション科に在籍されていた頃の他の学生たち作品を紹介をしてくださいました。

そして、今回はじめて日本語でプレゼンテーションするという「クリティカル・デザイン」がどのような未来につながっていくかということについてお話してもらいました。

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スプツニ子!さんのレクチャーが終わった後、神戸芸術工科大学の齊木学長より、神戸のデザインの目指すところや「クリティカル・デザイン」に感じる可能性などについてお話していただきました。

その後、会場をライブラリからとなりのギャラリーCに移し、連携プログラムとして開催している「BODY FUTURES」成果発表展覧会の学生プレゼンテーションを行いました。
「BODY FUTURES」は、スプツニ子!さんが講師を務め、神戸芸術工科大学大学院のインタラクションデザインワークショップです。
学生たちが様々な視点から議論し提案したアイデアを発表し、そのアイデアに対してスプツニ子さんが講評していくという形で進んでいきました。

今回のスプツニ子!さんのお話を聞くことで、「クリティカル・デザイン」について学ぶとともに、「BODY FUTURES」での学生のアイデアとその思考のプロセスを垣間見ることで、デザインという領域の新しい可能性を感じる貴重な機会となりました。
「人に伝える」ということを見つめ直すきっかけとなるような、貴重な時間となりました。

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