2013/4/8
イベントレポート
3月24日(日)13:30-15:30 「CASAでコースターをつくろう」
開催場所:1F カフェ
講師:HOUKO(CASA PROJECT代表)
ものづくりの技や知恵を学ぶことで、より生活の中でクリエイティブな考え方が持てるよう、市民の参加を対象としたものづくりワークショップ。今回は、幼稚園のお子さんも一緒に参加しました。
講師のHOUKOさんが行っているCASA PROJECTは、「不要になった傘を新しく生まれ変わらせるプロジェクト」です。
まずは、自分で好きな布を選び、どんなデザインにするか構成をねります。傘の布といっても、本当に様々な色や柄や生地の種類があって、こうやって素材として集まると、普段何気なく使っては捨てているものに、新しい価値を感じます。
布と布はのりで仮止めをした後、継ぎ目のところや周りを縫っていきます。会場にはミシンも用意されていましたが、みなさん結構手縫いでやられている方も多く、もくもくと制作作業に没頭していました。
ミシンを使っている参加者の方からは、「久々に使った」「学校の家庭科の授業以来だ」という声がちらほら聞こえ、裁縫という作業もなかなか普段の生活では遠ざかってしまっているのかなと感じました。
昔は、少しほつれたり着なくなった洋服も、形や用途を変え、新しいアイテムへとつくり変えていっていたことを、改めて、デザインという力でもっと気軽にチャレンジできるのではと思います。
参加した方の中には、講師のHOUKOさんの活動「CASA PROJECT」に関わっている関西圏の一般の方もいて、みなさん一度やってみたら、どんどんと自分の中でアレンジもしながら、継続してつくっているという様子でした。今回をきっかけに、不要になったものを使って新しいものを生み出すという視点を持つことで、少し生活が豊かになるきっかけになればと思います。
生活の中には、きっとよく見たら、新しいものへと変わる素材がたくさん眠っているのかもしれませんね。