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2013/4/11

イベントレポート

ものづくりワークショップ「木でスプーンをつくろう」レポート

ものづくりワークショップ「木でスプーンをつくろう」レポート

第2回目となる今回は、家具デザイナーの山極さん(うたたね)を講師に迎え、自分で木材から削り出してオリジナルのスプーンをつくるワークショップを開催しました。

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写真は、山際さんに持ってきていただいたサンプルで、カレースプーンやアイススプーン、ティースプーンなどいろんな形のスプーンがあります。また、今回使用する道具についても説明頂きました。

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まずは、これからスプーンをつくっていくための木材の説明をしてもらいました。
使用する樹種は、チェリー(白い方)とウォルナット(黒い方)です。


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参加者のみなさん、どの木材を使うのか、どんな形にするのかじっくりと選ばれていました。

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大体のイメージが決まったら、スプーンづくりの始まり。
はじめは、スプーンの口の部分の中身を彫刻刀を使って掘っていきます。

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山極さんに削るコツを教わりながら、
無心になって削っていきます。
一気にたくさん掘ろうとせずに、少しずつ形を整えるように掘っていくのがポイントだそうです。

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中身が大体掘り終わったら、周りをナイフで削っていきます。

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ある程度、全体の形が彫り終わったら、後は、自分の好みの形になるように、紙やすりで形を整えます。
目の粗いものから、だんだんと細かいものへと紙やすりを変えるごとに、手触りがよくなっていきます。

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満足のいく形になったら、最後は塗装です。
市販のクルミを布に巻いて、金づちでたたいてつぶす。
すると、中からじんわりとクルミのオイルが出てきます。


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出てきたクルミオイルを削り終わったスプーンに塗ると、ツヤのあるいい感じに仕上がります。


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完成したスプーン。


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最後は、みんな自分のつくったスプーンを持って記念撮影。

「ものづくりワークショップ」とは、市民の方々が“ものづくり”を実際に体感できる場を創出し、
それぞれのテーマに込められた思いやその根源を学び、参加者がより「+クリエイティブ」な視点を持てるような内容を目的としています。
KIITOカフェで開催した今回のスプーンづくりワークショップは、自分たちの口に触れるスプーンを、実際に自分の手で削ってつくることで、「食べる」という行為を考え直す機会にもなりました。

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