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2013/7/17

イベントレポート

+クリエイティブゼミvol.6「Body Tuning〜KIITOからだゼミ〜」第3回レポート

2013年7月11日(木)

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「視ることと空間、モノ」

今回気になったストレッチは、写真(1段目)の、相手の手を持って体を裏返すストレッチ。肩が抜けてしまいそう、とこわごわやると上手くいきません。寝ている人がリラックスすると、軽い力でくるんと返ります。

後半は、「視る」をテーマに動きました。
まずは、目ではなく体で「視る」。目を閉じて部屋中を動いてみます。壁にくっついたり寝転がったり四つん這いになったりと、感覚をフル活用。全身を使って空間を見てみると、目を開けているときには気付かなかった、温度や床の凹凸などが見えてきます。誰かに出会ったら、手の感触で確かめて。安心したら握手をしたり頭を撫でたり。仲のよい相手にはすぐに気付いて二人で動きだします。目を閉じている方が、自由で大胆な動きが生まれるように感じます。

次は、目を開けて「視る」。ペアになって目でコンタクトを取りながら動いてみます。視線を追う途中、他の誰かと目が合ったら相手を乗り換え。場の空気がくるくる変化します。そして、今度は「目」で部屋中を観察しました。近づいてじっくり見たり、部屋全体を広く見たり。目を閉じていたときと比べてどう感じるでしょう。

最後は、カメラのポーズで切り取って「視る」。パシャパシャッと軽快に、映像を撮るようにじっくりと。また、「視」ている人を「観」たりしました。

「視る」という行為をさまざまな角度から捉え直したことで、コミュニケーションの幅と可能性が広がりました。

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