2013年7月12日（金）

第4回目のゼミでは、「企画とデザイン」をテーマに、課題に対して企画作成のトレーニングを行いました。

まず、サノさんから実際に企画を立てる時のポイントと、コミュニケーションから独自の企画を組み込む手法が解説されました。
そして、企画としての情報を纏めて整理、またプロジェクト関係者などで情報を共有する方法のひとつとして「プレスリリースの作成」という方法が説明されました。プレスリリースは、新聞社や雑誌社などの報道関係者（メディア）に対して対外的に発表する広報で、基本情報と概要、主旨が簡潔に纏められています。
また、企画書を作成する前に言語化することで、情報が整理できるという利点があります。
基本的な構成は、冒頭、見出し、また、5W5H（誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように、金額、数量、期間、将来性）を含めた本文、連絡先等の文末で構成し、わかりやすいことばで作成することが重要です。

これを理解した上で「コンビニでコレがあったら（コンビニに）入る」という集客を促す企画を考える課題に取り組みました。誰でも知っており、また利用することがあるコンビニの企画を考え、プレスリリースの形式で「冒頭」「見出し」を作成してみます。参加者の企画を確認しながら、独自の視点を得るサノ流の方法、客観的になってみることの重要性などをサノさんにお話ししていただきました。

最後に、グループになって各自の企画について話し合う時間が取られました。その間、サノさんは各グループを回って新たな視点を提示したり、違う方向性を示唆したりしていました。このようなディスカッションによっても、新しい視点を得ることができたのではないでしょうか。
このコンビニの企画はプレスリリースのかたちで纏めて、来週のゼミで発表を行います。

+クリエイティブゼミ vol.5「デザイナーの次のかたち」
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