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2013/11/10

イベントレポート

防災ゲーム大会 レポート

2013年10月14日(月・祝)

展覧会も中盤となった10月14日、地震や津波などの災害から生き延びるための知識を楽しみながら身につけることができる防災ゲームを紹介し、展覧会会場の防災ゲームコーナーでの展示を実際に体験できるイベント「防災ゲーム大会」を開催しました。

イベント会場には、タイのゲームデザイナーであるラッティゴーンさんが講師を務めた「“遊びながら学ぶ”地震ゲームを作るデザインワークショップ」で参加者とともに開発した、地震や津波をテーマとした4つのゲーム、「イツモ村」「ひなんでGO!GO!」「いそげはやちゃん」「森のシェルター」と、日本で生まれた7つの防災ゲーム「東日本大震災教訓教材 「とっさのひとこと防災編」」、「ぼうさいダック」、「なまずの学校」、「GURAGURA TOWN」「3.11シンサイカルタ」「防災カードゲーム シャッフル」「クロスロード」の全部で11の防災ゲームが勢ぞろいしました。

「“遊びながら学ぶ”地震ゲームを作るデザインワークショップ」
日本で生まれた7つの防災ゲーム

参加者は、受付でスタンプシートをもらい、ゲームの体験スタート。4つのゲームを体験しスタンプを集めると展覧会のオリジナルバッジを1つゲット、さらに、8つのゲームを体験すると2つめのバッジをゲットできるという仕組みのため、1周2周と何度もいろんなゲームを体験する子どもの姿も見られました。「“遊びながら学ぶ”地震ゲームを作るデザインワークショップ」で開発したゲームのコーナーでは、実際に開発と制作にかかわったデザインワークショップ参加者がゲームの説明や遊び方のサポートを行い、参加者に体験してもらうことで、遊びやすさやテーマが伝わるか、といったことを検証できました。

また、展覧会の会場では、日本だけでなく、タイで開発された防災ゲームやインドネシアのすごろくを使った防災ゲーム、巨大「GURAGURA TOWN」といった防災ゲームが展示されていました。

イベント会場には、たくさんの方にお越しいただき、子どもも大人も一緒になって、「災害が起こった時にどんな行動をとればいいのか?」「布やロープ、段ボールなどの限られたアイテムを使って、どうやってトラブルを乗り切るか?」といったゲームのタスクに頭を悩ませながら取り組む様子が見られました。
今回のイベントでは、参加者はボードゲームやカードゲームの他に、体を動かすものなどいろいろな種類のゲームを楽しみながら、防災の知恵や技を身につける機会となりました。

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