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2014/10/8

イベントレポート

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2014 西尾美也 ちびっこテーラーワークショップ 第4回 レポート

2014年10月4日(土)

子どもたちとクリエイターがいっしょにつくる夢のまち「ちびっこうべ」。美術家の西尾美也さんを講師に迎え、10月の子どものまちオープンに向けて、服の仕立て屋さん「ちびっこテーラー」を養成するワークショップ第4回です。

 

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デザイン講座3:オーダーメイド「虫食い」

いよいよ「ちびっこテーラー工房」のオープンが、約一週間後に迫ってきました。工房では、お客さんからの要望を聞き取り、いくつかの手法を使ってオーダーメイド服を作ることになります。その手法のひとつ「虫食い」を練習しました。はさみを使い、服に穴を開けるというシンプルなものですが、星形やダイヤ型、切り込みなどいろいろな形に穴を開けたり、服のプリント模様に合わせてはさみを入れる子どもも。バリエーション豊かな服が出来上がりました。

 

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デザイン講座4:ちびっこテーラーの印
次に、工房で働く時に着る、自分自身の「ユニフォーム」を作りました。これまでの講座「くふぅく」「トカゲのしっぽ」「虫食い」で制作したオリジナル服の中から一着を選び、ちびっこテーラーの印となる採寸メジャーを自由に縫い付けました。また、首元にはオリジナルタグを縫い付けます。自分の名前のアルファベット表記のハンコを作り、タグに押せばサイン代わりに!
お客さんへのオーダーメイド服にも、テーラーの印としてこのタグを縫い付ける予定です。

 

空間演出講座:ちびっこテーラー工房
最後は工房の準備作業です。工房ではキャスターとパラソル付きの、可動式の作業机にミシンを載せて、服の制作や受注の営業活動を行います。今日の作業は、パラソルの外周に靴下やネクタイを吊るしたり、工房の入り口が目立つように靴を吊るしたりしました。
これら服飾品を使った空間演出のアイデアは、西尾さんがケニアのナイロビに滞在した際、道端のマーケットや、街路の脇に机を出して服のオーダーメイドを受け付けるテーラーを見た経験から、発想されたそうです。

 

ちびっこテーラーの作品のほんの一部をお見せします!

 

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次回は、オープン前最後のワークショップです!

写真:三ツ寺健亮、KIITOスタッフ

KIITOアーティスト・イン・レジデンス2014 西尾美也 ちびっこテーラーワークショップ
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