2014/12/26
イベントレポート
2014年12月20日(土)
「阪神・淡路大震災+クリエイティブタイムラインマッピングプロジェクト」の発起人でもある、小林弘和さんと山田春奈さんによるクリエイティブユニット「SPREAD」のお二人をお招きし、+クリエイティワークショップ「文字で記憶を辿る –Life Type-」を13時からと15時からの2回開催しました。
最初にSPREADのお二人より、ルーツを探り、振り返る行為である「Life Type」について説明いただきました。
説明後は早速、参加者自らが自分のルーツを探り記憶を辿り、その記憶を整理しながら文字を刻印していきます。すぐに手を動かす参加者もいれば、腕を組み悩み考え込んでしまう参加者と様々ではありましたが、皆さん自身の記憶を巡り向き合いながら進めて行きます。
刻印し出来上がった「Life Type」は2階ライブラリの壁面に展示し、全員が各々に想いや経緯の説明をしていきます。
記憶を巡ることによって、他者と自らを知ることを目的とした「Life Type」。今まで過ごした場所であったり、自身の家族、人生に大きな影響を与えてくれた人たち、青春時代からの思い出深いミュージシャンたちの記憶や、生きるということをテーマにと、自分の生活や人生を刻印していく参加者の皆さん。中には今年の阪神タイガース優勝を願って、2003年優勝時のオーダーとポジションを刻印していく参加者も。
参加者皆さんの説明を終え、ワークショップは終了となりました。
+クリエイティブワークショップ「文字で記憶を辿る –Life Type-」開催概要はこちら
KIITOが活動のコンセプトとしている『+クリエイティブ』とは、デザインやアートなど既成概念にとらわれないアイデアや工夫を採り入れ、身の周りの社会的問題を解決していく手法です。