2015/2/20
イベントレポート
2015年1月31日(土)
阪神・淡路大震災から20年目を迎えた神戸。東日本大震災から4年目を迎える東北。
東日本大震災の影響により未だ様々な問題を抱える福島県いわき市で、”対話”することを継続するため2013年に始まった「未来会議」を、デザイン・クリエイティブセンター神戸で開催しました。
それぞれの震災において経過した時間をテーマに据えて、阪神・淡路大震災を経験した方や、東北から関西への避難者も交えた7名のゲストスピーカーより、福島で起きたことや現在のこと、これまでの取り組みなどを伝えあうとともに、神戸の人たちの阪神・淡路大震災から20年を経て思うこと、震災の経験をどう生かしてきたかなどの話しを伺いました。
東日本大震災の被災地が直面する課題の紹介と、阪神・淡路大震災の経験から、復興が進むにつれて起こりうる問題点や20年たった今でも解決しない課題の紹介をそれぞれの立場から行い、田坂さんのファシリテーションのもとで解決に向けたブレインストーミングをワールドカフェ形式で行ないました。
会場で話されたことは、グラフィックレコーダーの玉有さんに文章を交えたイラストに描き止めていただきました。
経験を分かち合い、地域を越えた繋がりを深め、今を生きる私たちが直面していることや課題に対し何が出来るかを共に考える場、そして地域を越えたネットワークを創出する場ともなりました。
+クリエイティブレクチャー「未来会議、神戸に行く 〜福島の4年、神戸の20年〜」
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