2015/2/28
イベントレポート
2015年2月25日(水)
「発想のスタートライン」をキーワードに、デザインを導く道標となる観察の力について考える、+クリエイティブゼミ vol.14 デザイン編 発想のスタートラインの第1回を開催しました。
まず、講師のお二人からの自己紹介。グラフィックデザイナーのお仕事をされている近藤さんからは、コミュニティの捉え方や今回考えることを普段のクライアントワークにどのように重ねていくかというお話を、デザインリサーチャーの久慈さんからは、今までに企画された展覧会やデザイナーの思考についてのお話をしていただきました。
その後、参加者の方たちの自己紹介として、お名前と所属、今回のゼミに参加したきっかけをお話いただきました。
それぞれの顔と名前が分かったら、次はチーム分けです。誕生日順に並んでチームを分けていくという、動きのあるチーム分けにみなさん楽しそうにお互いの誕生日を聞きながら一列に並んでいました。
5人ずつ5つのチームに分かれたら、今回のゼミのオリエンテーションとして、久慈さんから「デザインとはどういうこと?」という「前提の点検」に関するお話をしていただきました。
オリエンテーションの後は、次回のワークショップ「逆転/反対から見直してみる」に向けての説明。イタリアのデザイナー、エットレ・ソットサスの「デザインとは恋人に花束を贈るようなものだ」という言葉を引用し、だれかのためを考える、「プレゼント」をテーマに設定。チームごとにこれまでにもらって「うれしかったプレゼント」「がっかりしたプレゼント」を書き出してもらいました。
うれしかったプレゼントで、姪っ子からのメッセージつき折り紙やがっかりしたプレゼントで、オリジナルソングCDなど、ものだけでなく、それにまつわるエピソードなども話しながら、最後はそれぞれのチームごとにベスト・オブ・うれしいとがっかりを発表して、本日のゼミは終了となりました。
次回は、今回の内容をふまえてそれぞれが500円分の「がっかりする」プレゼントを持ち寄り、プレゼント交換会を行います。
+クリエイティブゼミ vol.14 デザイン編 発想のスタートライン
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/11080/