2015/7/6
イベントレポート
2015年6月30日(火)
ゼミ第8回目となる今回は、グループミーティングを行いました。
先週、中間発表が終わり、これからは最終発表に向けて案を整える作業になります。
各班、先週の中間発表での講師と環境局からのコメント、アドバイスを元に提案をより良いものに仕上げてゆきます。
今回もKIITOスタッフ、環境局の皆さんが各班に混じりつつ、ミーティングを進めます。
A班は中間発表でたくさんの案を詰め込んだ形になっていたものを一度リセットし、提案のどの部分に焦点を当てて進めるかを話し合いました。
その中で決まった案は、環境局が主体となり地球温暖化問題に対して活動している団体や個人を評価するシステムを作り、認定マークを付けることで一種のブランドとしても表現していくプロモーション活動を行う方向性で進んでいます。
B班は大学生を中心とした若者をターゲットにした学びの場の創出に着目し、案を組み立てています。事例としてシブヤ大学が上がっていました。講師と生徒だけの関係ではなく生徒同士でもコトが起こせる仕組みを目指します。
永田さんからは移動式大学のしつらえにする場合は大学とのコラボ型も視野に入れ、そこの学生も巻き込んでいくことも考えられるかもしれないとコメントがありました。
C班はカーボンオフセットの活動に着目し、イベントでその活動を広めるのではなく、家庭で実行してもらうことに目標をシフトし、内容を詰めています。
検針票の集め方、そのデータの整理の仕方、参加することで得られるインセンティブはどのような形に落としこむかが最終発表に向けての課題となっています。
永田さんからはオフセットだけにとらわれず、地球温暖化にかかる問題を可視化していくための取り組みが楽しくなる仕組みとして提案できれば参加者が増える事が想定でき、プロモーションの目的を達成できるのでは、とコメントがありました。
D班は先週の中間発表ではエコポイントとまとめサイトの作成を提案しましたが、内容がうまくまとまらず苦戦をしている様子です。
課題として
・コンテンツのグルーピング
・サイトの閲覧者の増加のための宣伝方法の考察
・エコポイントの協賛企業が参加したくなる仕組みの考察
が挙げられていました。
永田さんからはHP自体のビジュアルデザインをするのではなく、HP上での情報の見せ方の工夫を考えるべき、とコメントがありました。
今日の総括として永田さんから「今回のゼミはしっかりとみんなで勉強をしながら試行錯誤して進める必要があり、メンバーたちが成長しながら進んでいっているように感じます。このゼミをきっかけに、今回の地球温暖化に対してもそうですが、それ以外の分野でも活躍できるようなリーダーになっていってくれるとよいなと思います。いよいよ再来週は最終発表です。学びながら、試行錯誤しながら作り上げたそれぞれの案を、事業化に向けてより良いものに仕上げていけるよう頑張ってください!」と激励がありました。
次週も最終発表に向けたグループミーティングです。
+クリエイティブゼミ vol.15 環境編 「地球温暖化対策プロモーション大作戦!!」
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