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2015/7/24

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.16 まちづくり編 「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」第1回レポート

2015年7月21日(火)

「神戸まちラボ CASE01 医療産業都市」ゼミがスタートしました。
第1回目は、これから議論を進めていくためのインプットとして、医療産業都市についての紹介と、ゼミの進め方についてのオリエンテーションを実施しました。

まずは、神戸医療産業都市企業誘致推進本部の浅川さまに、医療産業都市の概要や、これまでの広報活動についてお話をいただきました。

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神戸医療産業都市は、阪神・淡路大震災の復興プロジェクトとして始まりました。
大学、医療機関、研究機関や企業など約300社が進出する、日本最大の医療産業クラスターです。
世界トップクラスの大規模・高機能なスーパーコンピュータ「京」の管理もここで行われており、さまざまな研究がされています。

たくさんの魅力を持っている神戸医療産業都市ですが、企業や研究者に対してのアプローチと市民に対してのアプローチを比べたときに、まだ多くの市民にしっかりと伝え、誇りとして思ってもらうまでには至っていません。
浅川さまのお話からは、世界に誇るべき、この医療産業都市の活動や実績を、多くの人に広く知ってもらいたいという熱い想いが感じられました。

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次に講師の副センター長・永田からは、KIITOがこれまで取り組んできた+クリエイティブゼミや、
これからゼミを進めるにあたっての心得、方法などを紹介。今回のゼミでとくに重要なことは、徹底的なリサーチで、「リサーチ方法自体をデザインする。」ことが重要だと話しました。(8/4の第3回ゼミ特別講義「IDEO流アプローチに学ぶ」では、この点について重点的に学びます。http://kiito.jp/schedule/seminar/article/13186/

この新しいゼミシリーズ「まちラボ」は、実は多くの人が、自分の住んでいる”まち”についてよく知らないのでは?という疑問から始まりました。まず、医療産業都市を「知ること」に重点を置き、自分自身が何を知りたいのか、何を課題としていくのかを見つめ、市民にその良さや可能性を伝えるPR手法や場づくりのためのアクションプランを考えていきたいと思います。

オリエンテーション終了後には、さっそくメンバー同士でディスカッションをする班も。みなさんが医療産業都市へ高い関心を持っていることが伺えました。

次回は、KIITOスタッフより、考え方の幅を広げるための事例紹介と、リサーチを行う上でのデータ収集の参考資料を紹介し、その後グループディスカッションを進めていただきます。

※ゼミのスケジュールが一部変更になりました。詳しくは、下記リンクよりご覧ください。
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/13084/