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2020/12/3

REPORT

ものづくりワークショップ「HIROYUKI IKEUCHI STUDIO 池内さんと、コートラックをつくる。」レポート

11/15(日)

生活の中で使っているものの出来上がるまでのプロセスを、プロの技と知識に触れながら自らの手で辿っていくことで、ものの価値やつくり手の想いを体感する場として開催を続ける「ものづくりワークショップ」。今回は、神戸・兵庫区MAR_Uにアトリエを構える「HIROYUKI IKEUCHI STUDIO」の池内宏行さんをお招きし、コートラックをつくるワークショップを開催しました。

まず、池内さんの自己紹介です。
家具デザイナーとして活躍する池内さんは、機能を実現するために必要なモノの形を人の行為や営みから考え、自分の手でつくることを大切にしています。実際にこれまでに作成した作品の紹介を通して木工家具をつくるためのデザインプロセスや考え方を教わりました。

今回のワークショップでは、参加者が自分で形状や使用シーンを考え、コートラックのデザインをするところからスタートします。前半では、スチレンボードを使って6分の1サイズの模型づくりをしていきます。参加者はスケッチと模型製作を行き来しながら、黙々と作業を進めました。実際のサイズやデザインなどについて、池内さんにアドバイスをもらいながらデザインを考えていきました。

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工具の目的別の使い方や細かい注意点などについてレクチャーを受け、午前中の内容は終了です。

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お昼休憩が終わり、コートラックのかたちが決まった参加者から順番に木材の加工作業スタートです。
まず、木の角材を切断していきます。まっすぐ切断し垂直をとってから、必要な長さを切り取ります。

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次に、組み立てるための溝を掘っていきます。

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溝を作った裏側に、ボール盤でビスを入れるための穴を開けます。

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木の表面の加工は、ベルトサンダーや紙やすりを使って整えていきます。

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部品ができたら、いよいよ組み立てです。まず、溝に木工用のボンドをつけ、溝と溝に木材をかみ合わせ、その後、金槌で少したたき、最後にビスでしっかりと固定します。組み立てが終わったら、ビス穴に木栓を埋める作業をします。木の表面をやすり、整え最後の仕上げです。池内さんにサポートしてもらいながら、各々の作業ペースで進めていきます。何度も繰り返し使うことで、作業に慣れてきた様子。参加者同士で工具の使い方を教え合う姿も見られました。

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終始、池内さんが、参加者それぞれの作品に対し、柔軟にアドバイスをしてくださいました。

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最後に、完成品を撮影してワークショップを終了しました。個性豊かな5つのコートラックができました。

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今回のワークショップでは、これまでの「ものづくりワークショップ」に比べ、より自分たちで形を「考える」こと、考えた形を「つくる」ことの工程を重視しました。今回のワークショップを通して、ものづくりの面白さやものの価値について体験できる機会になったのではないでしょうか。

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