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2023/11/1

イベントレポート

ラ・フェス灯明イベント 灯明チーム育成ワークショップ① レポート

9/17日に灯明チーム育成のためのワークショップ1日目を開催しました。10/8日のお披露目を目指し、灯明師の尾方孝弘さんを講師に招き、灯明イベントのつくり方や図案の制作方法など、2日間学んでいきます。参加者は小学生、中学生、大学生、主婦、社会人と年齢も幅広く集まりました。

初日の今日は、灯明とは何か、全国で開催されている灯明イベントの事例紹介もしていただきました。灯明は、色の着いた紙袋に砂とロウソクを入れ、それを並べて巨大な地上絵を描くものです。材料も安価で、作業も簡単、こどもからシニアまで参加できるところも魅力です。たくさんの全国の事例をスライドで見せていただき、参加メンバーもワクワクしてきた様子です。シンプルな仕組みの中に、さまざまな工夫やコツがあり、それらも含め丁寧にご指導いただきました。

   

   

参加は4つのグループに分かれ、実際にミニ灯明をつくる実験をしました。はじめに“花”をテーマに図案制作から行います。オリジナルの方眼用紙に、制作したい図柄を描き、色を付け、配置する灯明の数を計算していきます。1m幅に約3個並べるとバランスが良いとのことです。グループで意見を出し合いながら制作していきます。完成した図案を持って、実験会場の駐車場に行きます。今回は5×10mのスペースに並べてみます。紙袋をあえてくしゃくしゃにして、ロウソクの光を乱反射させる工夫をします。そこへ重しと消火の機能として砂を入れます。グループメンバーの指示を受けながら全員で配置作業を行います。並べたら紙袋を微調整しながら図案に合わせていきます。整ったところで、ロウソクを設置し、火をつけます。日の入が迫り、あたりも薄暗くなってきました。

   

   

無事すべてのロウソクに火が付き、完成しました。やや風が強かったですが、紙袋が倒れることはありませんでした。建物の3Fの窓からも作品を見たりしました。続いて他のグループも制作していきます。どんどん作業の理解度があがり、設置作業もさくさく進みます。全グループの実験が終わり、片づけて終了しました。

今回のミニ灯明は約200個で構成しました。本番では約2300個を予定しているので、作業はとても大変そうです。次回は本番の図案をみんなで考え、準備を進めていきます。

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