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2024/8/20

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ 建築家ワークショップ①

8/17に「ちびっこうべ2024ユメミセ建築家チームワークショップ①」を開催しました。建築家チームは実際に子どもたちが働くユメミセ(お店、店舗)を考えて建てていきます。

前半のワークショップは自分たちのお店の外観と内装を考え、図面と1/10模型を制作します。

はじめに、お店とは何かついてのレクチャーを、建築家のコイケシホコさんにしていただきました。「賑やかなお店ってどんなのだろう?」「逆に静かなお店って?」など、これからユメミセをつくっていくためのイメージを膨らませていきました。

  

続いて、建物を考えるうえで大切なスケール感について、身体をつかって学んでいきましたメジャーを使って自分の身長や手の大きさなど、さまざま測りました。

また、お店の敷地の広さを歩幅や手を広げて測るなど、身体を使ってお店の規模感を体感しました。

  

  

その後、各班で担当の建築家と一緒にユメミセの外観と内装を考えました。提供する料理や国、食材などをヒントに、どんなお店にが良いかをみんなでアイデアを出しました。

家具から考えたり、素材から考えたり、班によってアプローチもさまざまでした。担当する建築家の職能によってお店を考えるプロセスが異なるのもの特徴の一つです。

建築現場で使用する材料や道具などを見せる班もあり、「ホンモノ」に触れて子どもたちの目がキラキラ輝いていました。

「シェフチームが料理しているところをお客さんに見てもらうために透明な壁にしたらどうかな~」「イートインの机とイスが浮いていたらワクワクするかも!」「どのお店よりも天井が高いお店にしたい!」など子どもたちの発想が無限に広がっていました。

「お客さんが並びやすいようにするにはどんな建物にしたらいいかな?」「商品の受け取りやすいカウンターの高さはどれくらいだろう?」、お客さんのことも考えながら進めます。

  

  

  

  

隣の会場では、デザイナーチームのワークショップが開催されています。班によっては、進捗共有をしたり、「隣のユメミセとつながっているようにしたいから交渉に行ってくる!」という班も。

  

今日のワークショップは、ユメミセの外観と内装がおおまかに決まったところで終了しました。「もっと時間が欲しかった!」との声もたくさんあがっていました。

次回の建築家チームワークショップ②では、子どもたちのアイデアをもとに図面と1/10模型をつくっていきます。

  

  

  

  

撮影:伊藤俊介(いとう写真)