2024/11/1
イベントレポート
9/21(土)にKIITOホールでちびっこうべ2024ユメミセデザイナーチームワークショップ③を開催しました。今回のワークショップでは、シェフチーム・建築家チームの参加者と意見交換した内容を取り入れ、お店の看板やコンセプトがお客さんに伝わるようなアイテム制作を進めていきます。前回のワークショップで完成したお店のロゴマークから、どんな看板が出来上がるのかとても楽しみです。パッケージやポスター、店内装飾など、お店全体のブランディングを考えることもデザイナーチームのお仕事です。各班の参加者がクリエイターとアイデアを練りながら制作に夢中する姿が印象的でした。
お店の看板づくり
今日の目標の一つは、ユメミセの看板の完成です。まちオープンの3日間の中で、来場する子どもたちに提供する料理に興味を持ってもらい、大切にしているコンセプトに共感してもらうために、看板が持つ役割を最大限に果たせるよう制作します。看板制作を進めながら、建築家チームと相談し、大きさや配置のバランスを決めていきました。中には、宙に浮かぶ立体看板を制作する班もありました。
お店の宣伝となるアイテムの制作にも進めました。「パンダのパン屋」は店員が全員パンダになるためのアイマスクを制作。マドレーヌを提供するお店は、フランスを感じさせる装飾品を制作していました。メンバー全員の紹介となる似顔絵を熱心に描いている班もありました。アイテムの制作は班の工夫や特徴が見られ、今年のユメミセの世界観を作り上げられる、大切なプロセスです。
保護者の工房へ発注
ワークショップと別会場で、「パパママ工房」が開設されています。「パパママ工房」は、子どもたちが発注書を書いて、ユメミセ参加者の保護者のみなさんの力を借りて、量産可能な制作物づくりにご協力いただく工房です。参加者たちは工房に発注を頼むことで、効率よく制作の時間を分配できるだけでなく、制作する側に要望を理解してもらえるためのスケッチ能力や、説明能力も鍛えられます。
進捗共有
制作に没頭しているうちに、いつの間にかワークショップ最後の進捗共有の時間となりました。各班から代表者が、制作したものや学んだことについて発表しました。看板に立体感を持たせるための工夫や、制作したキャラクターをもとに展開した宣伝アイテムなどさまざまでした。自らのアイデアを実現していくための様々な技を身についたようです。各班の看板も完成形間近です!
おわりに
次回のユメミセデザイナーワークショップ④では、ユメミセ看板やその他の制作物の完成を目指します。ちびっこうべの夢のまちのオープンに向けて最後の制作日となるので、ラストパート頑張っていきましょう!
ちびっこう2024べユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/
撮影クレジット:成田舞