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2025/1/4

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ シェフチーム3班ワークショップ レポート

ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。「ちびっこうべ」は、子どもたちが社会の仕組みや仕事について楽しく学び、夢のまちをつくり・運営する体験型プログラムです。ユメミセワークショップでは、シェフ・建築家・デザイナーの3つの職業からなりたいものを選び、料理や建築、デザインについて学び、実践しながらお店をつくります。完成したお店は10月にオープンする夢のまちの中でお披露目し、ワークショップに参加した子どもたちが実際にお店の運営を行います。

シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。

8/8木:1日目
3班のメニューは「木の実とマーマレードのジャンボンフロマージュ」。ジャンボンフロマージュとは、フランス語でハムとチーズを挟んだサンドイッチのことを意味します。シェフは神戸のパン屋ケルンの壷井豪さんです。

 

お店に着いたらすぐに厨房に入り、シェフの見よう見まねでパン作りを学んでいきます。ちびっこうべでは、シェフチームは厨房で料理の作り方を学ぶことになっています。3班のメンバーは、パン作りをしたことがある子とない子が半分ずつくらい。この日は、パンの捏ね方と、出来上がったパンをカットして具材をはさみ、オーブンであたためる練習をします。よく切れるパン切り包丁を使うので注意が必要です。シェフの手の動かし方をよく観察した後は実際に挑戦してみます。

 

 

初めはおそるおそる使っていた包丁も、シェフに怪我をすることなく上手に切れる方法を教えてもらい、慣れた手つきになっていきます。他の子が実践している間も真剣な眼差しで観察。協力しながらたくさんのジャンボンフロマージュを完成させました。その後は試食。味を知ることもシェフチームの大事な仕事です。「美味しい」だけでなく、「もう少しチーズがとろけてもよかったかも」など、反省点も出てきました。次回は反省点を生かしつつ、シェフのもとでもう1日特訓します。

 

(1日目撮影:KIITOスタッフ)

8/19月:2日目
お店でのワークショップ2日目です。2週間近く間が空きましたが、前回学んだことをよく覚えている様子です。

 

到着して準備をしたらすぐ、パンを触り実践からスタート。ユメミセがオープンするちびっこうべ当日は、1日100食程度販売するので、出来上がったパンに具材を挟んでオーブンで温めて提供することが3班シェフチームの子どもたちのお仕事です。パンの生地を作ることはしませんが、シェフチームとしてパンがどのように作られているのかを知っておくのも大切なことです。

 

 

今回は本番にむけて、お客さんの目線に立つことを学びます。「チーズはこのくらいとけるとおいしいかな」「マーマレードは少しがちょうど良さそう」「あつあつすぎないかな」など、商品を提供されるお客さんがどんなことを感じるか想像しながらおいしさを追求しました。

 

(2日目撮影:坂下丈太郎

ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて