2025/1/9
イベントレポート
「ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。7班は南京町にある豚饅頭のお店「老祥記」の曹祐仁さんより、豚饅の作り方を学びます。
8/6火:1日目
ワークショップの最初は、南京町にある「曹家包子館」にて、お店の歴史と、豚饅頭の特徴を教わります。とても歴史が長い老祥記。中国の「天津包子」という料理を日本人に合うよう味を少し変え、日本人に合うように「豚饅頭」という名前にして販売を始めたのが曹祐仁シェフのひいおじいさんである曹松琪さんだそう。100年前の味を今も守り続けておられます。豚饅頭の作り方や材料も教えていただき、最後には振り返りの老祥記クイズも。みんなしっかり話を聞いていたようで、回答はばっちり〇です!
シェフによるお話の後は、実際に豚饅頭を包む職人さんがいる厨房の見学をします。職人さんは、豚饅を1分間に13個包めるとのこと。とても素早く繊細な手さばきを間近で見させていただきました。また、豚饅の皮も職人さんが一つずつ切り分けられています。職人さんは、豚饅を1分間に13個包めるとのこと。とても素早く繊細な手さばきを間近で見させていただきました。また、豚饅の皮も職人さんが一つずつ切り分けられています。豚饅ひとつにつき、生地は22g。職人さんが目の前で切り分けた生地はすべて22g!プロの手さばきにみんな圧倒されていました。
丁寧な見学を終えた後は、実際に豚饅を包む作業に挑戦!曹シェフより包み方を教わります。広げた生地に具材を乗せ、親指と人差し指でつまむようにして包んでいきます。具材が出てしまうと肉汁が出て旨味が流れてしまうので、しっかりと中にいれることが大事、とシェフ。実際にやってみると、具材をはみ出さずに綺麗に包むのがとっても大変。見学したときの職人さんの技のすごさを実感します。シェフにサポートいただきながら、みんな無事に3個作ることができました。難しいといいながら、みんなとても楽しそうで、この日一番の笑顔と盛り上がりでした。できた豚饅はその場で蒸してもらい、実食です。自分で作った豚饅の味はどうだったでしょうか?笑顔で完食し、この日のワークショップは終わりです。次回のワークショップに向けて、豚饅に合うソースを考えて持ってくるという宿題が出ました。
(1日目撮影:坂下丈太郎)
8/20火:2日目
2日目のワークショップでは、宿題で持ってきたソースをみんなで試食して、ユメミセで豚饅と一緒に提供するソースを決めます。まずは前回の復習で豚饅を包みます。みんな手が覚えているようで、前回よりも上手に包めました!作った豚饅を蒸している間に、もってきたソースを小分けにしていきます。
それぞれ、1個以上作ってきたソースは以下のラインナップです。
・マヨケチャ
・砂糖、醤油
・お酢、胡麻ドレッシング、ごま油
・醤油、オイスターソース、お酢、味噌、水
・味噌、はちみつ
・黄金のタレ、ウスターソース、マヨネーズ
・あおさ、焼き肉のタレ、卵、はちみつ、マヨネーズ
みんな一生懸命考えてきてくれました!蒸しあがった豚饅と一緒に試食します。1つずつ食べてみて、感想と、美味しかったソースの番号をメモします。どれも美味しかったようで、たくさんおかわりして吟味しています。
最終的に選ばれたのは
・マヨケチャ
・醤油、オイスターソース、お酢、味噌、水
になりました!
最初の投票では見事に全部に票が分かれました。どれも美味しかった証拠ですね。何度も試食して、みんなでじっくり考えて結果を出しました。
・醤油、オイスターソース、お酢、味噌、水
のソースは、お店の名前の「気になる!未来のミニ豚まん」に合わせ、「謎ソース」という名前になりました。
当日の提供が楽しみですね。当日も美味しい豚饅とソースを作ってください!
(2日目撮影:KIITOスタッフ)
ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/