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2025/1/13

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ シェフチーム10班ワークショップ レポート

ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。10班は北野のある、伝統的なナポリピッツァと南イタリア料理の店「ピッツェリア アズーリ」の小崎哲也シェフとスタッフの皆様より、「ポレンタ」と「ゼッポリーネ」のフリット(揚げ物)の作り方を学びます。

8/7水:1日目
お店についたら、まずは今回作る料理についてお話をいただきました。「ポレンタ」と「ゼッポリーネ」、聞き慣れない料理名ですが、それぞれどんな料理でしょうか?ポレンタは、とうもろこしの粉を牛乳と水で溶いた練り物を揚げたものです。とうもろこしの粉でできていると知らず、みんなびっくり。使っている材料も見せていただきました。ゼッポリーネは、海藻を生地に練って揚げた、こちらも揚げ物です。今回は生青のりを使用します。シェフワークショップの前に事前に試食をしていましたが、何でできているのかは今回初めて分かりました。みんな真剣にメモを取っていました。みんながちびっこうべの調理で担当することは、「油で揚げること!」です。実際に厨房で、揚げているところを見学させていただきました。

 

 

 

 

 

180℃の油で揚げていきます。ポレンタはきつね色になるまで揚げると美味しく仕上がると教えていただきました。外がカリッと、中はふわっとなるそうです。ゼッポリーネは、生地をスプーンですくって油に落とします。生地には小麦粉とドライイースト菌が入っているので、揚げると水状の生地が丸―く膨らみます。できたものをみんなで試食しました。揚げたてはやっぱり別格で美味しい!揚げたては一味も二味も違うと、喜びながら食べること子も。残りの時間で、ゼッポリーネを実際に揚げてみます。油の近くに行くとやっぱり怖かった様子。怖がりながらもみんな果敢に挑戦していました!揚げたての美味しさを知り、本番でもみんなに食べてもらいたいので、熱々で美味しいものを提供することが目標になりました。最後はみんなで集合写真を撮り、1日目のワークショップは終了です。

 

 

 

 

 

 

(1日目撮影:成田舞)

8/28水:2日目
2日目は、お店のスタッフの皆さんに教わりながら、2チームずつに分かれて実際に揚げる練習をします。遠いところから投げ入れると油がはねて逆に危ないので、怖くてもギリギリまで油に近づけて、ゆっくり、そーっと入れるように、と教えてもらって実践します。前回よりも、みんな油に慣れてきました。最初は怖くて投げてしまっていたけど、何度か繰り返すうちに、ゆっくり油の近くまで材料を持っていき、しっかり揚げることができていました。調理のポイントは、油の温度と引き上げのタイミング、そして形づくりです。ポレンタは周りが均等にカリッとなっていることが引き上げのポイント、ゼッポリーネは生地をスプーンですくって、鍋にそーっと落とし、浮いてきたら引き上げます。油の中に入れたポレンタとゼッポリーネを、よーく観察します。シェフのようにきれいな形にするには、どうすれば良いでしょう?1チームが揚げている間に、もう1チームは自分たちの揚げたものを試食します。シェフが揚げたものと、自分の揚げたものの形の違いをみて、「やっぱりプロは違うな~」との声も。お店の皆さんとも楽しくお話しながら、みんな美味しく完食していました。本番はたくさん揚げないといけません。みんな熱々で美味しいものを提供できるように頑張ってくださいね!

 

 

 

(2日目撮影:KIITOスタッフ)

ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/