洋裁やおしゃれのセンスを学んだ受講生が、その技術を活かして日々の暮らしを楽しむことをめざして活動する「大人の洋裁教室」。
神戸市立三宮図書館との連携事業として、新たなプロジェクトに取り組みました。
今回は、神戸市内の各図書館が、大型絵本や紙芝居の貸出しに使用している大型本用トートバッグをより使いやすいものにできたら…という図書館からの依頼を受け、大型本用トートバッグをリニューアルしました。

 

 

講師の見寺先生とともに、三宮図書館の西田館長や図書館員の皆さんから使用頻度や使い方などについてヒアリングを行い、新しいデザインを提案。
完成したトートバックがこちらです。全6色のトートバックが完成しました。

 

 

トートバックは大型本の貸し出しなどに使用されるため、丈夫でしっかりした素材として厚手の帆布生地を使用しました。
洋裁マダムの皆さんは、工業用ミシンに初挑戦。厚手生地に悪戦苦闘する場面もありましたが、チームごとに作業をサポートしながら完成することができました。

 

 

贈呈式では、三宮図書館の西田館長、館長補佐の高宮さまにもお越しいただき、完成したばかりのトートバックをお渡ししました。
完成したトートバック6点は、神戸市内の図書館に寄贈され、活用をいただいています。

 

 

講師の見寺先生より、今回のトートバック制作の振り返りをいただき、贈呈式は終了しました。
今回のトートバック制作では、これまでの講座を通して培ったスキルを活かす、貴重な試みとなりました。今後の洋裁教室の活動にぜひご注目ください。

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