2026/3/21
イベントレポート
2025年10月11日から13日までの3日間、「LIFE IS CREATIVE FESTIVAL ラ・フェス 2025」を開催しました。
このイベントは、「ワクワクする高齢社会を描きたい!」という思いから2015年に始まった「LIFE IS CREATIVE」の視点をさらに広げ、これまでの取り組みの成果を集約し、フェスティバル形式で実施したものです。KIITOが実践し育んできた「ちびっこうべ」や「男・本気のパン教室」プロジェクトをもとに、「みんなで一緒につくる」をテーマに、つくることを通して、こどもから大人、シニアまで多世代がつながり、まちを元気にしていく場を目指しました。
会場となったKIITOホールには、各プロジェクトを「部活動」と捉え、「部室」に見立てた10のブースでは、部員や来場者同士の活発な交流が展開されました。
「食」を通したプロジェクト
活動10年目を迎えるシニア男性パンづくりチーム「パンじぃ」によるパン部をはじめ、マドレーヌなどの試食を行う「パピィ」の洋菓子部、本格的なスパイスカレーを手掛ける「カレー男(だん)」のカレー部、そして一人ひとり丁寧にドリップし試飲を行う「淹(えん)」のコーヒー部が、日頃の活動成果を披露しました。
また、新たな地域交流の試みとして、「ピザ部」による活動のお披露目も実施。事前に仮設のピザ窯のつくり方や火起こし、ピザ生地作りを学び、準備を重ねてきた成果を披露しました。





ものづくりと表現
大人の洋裁教室のメンバー「洋裁マダム」たちは、制作の様子を公開し、「洋裁部」として作品展示やミシンの無料貸し出しを行いました。
また、紙袋とろうそくで地上絵を描く活動を紹介した「紙袋灯明部」も注目を集めました。
さらに、オリジナルゲームを制作する「あそび部」。地域の多世代が協力して防災プログラムを体験する「防災部」。クリエイターらが選書した本が並ぶ「図書部」など、多角的な「創造性」に触れる機会が広がりました。





トークイベント・ワークショップ
会期中には、専門家やクリエイターを招いた多彩なトークイベントやワークショップも開催しました。
美術家の藤浩志さんを迎えて「まちの部活動」の可能性を探るオープニングトークを皮切りに、西尾美也さんによる装いとコミュニケーションから考える人や地域の関係性。タイのゲームデザイナーであるラッティゴーンさんによる新しいゲームの可能性をめぐる対話など、さまざまな視点から学びを深める機会となりました。
また、「パンじぃサミット2025」では、広島・横浜・大阪など各地から食を通じたシニア活動のリーダー(事務局)が集い、未来のビジョンや活動背景について意見を交わしました。




クロージングイベント
イベントの締めくくりには、こどもたちがシェフやデザイナーから学び、準備を重ねてきた「クロージングパーティー」を開催しました。こどもたちが装飾した会場で、料理チームによるフードを囲みながら多世代が交流し、フェスティバルはフィナーレを迎えましや。




「LIFE IS CREATIVE FESTIVAL ラ・フェス2025」の3日間を通して、こどもからシニアまで多世代がともに手を動かし。学び合いながら、「つくること」は社会をひらく創造性につながることを実感し、つながりを育む場となりました。