NEWS NEWS

2026/9/10

イベントレポート

わくわくパン工房 レポート

2026年8月30日(日)、神戸市中央区で音楽やアートのレッスンを障がいのある子どもたちに提供する「マーシーワルツ」との共催で、シニア男性によるパンづくりチーム「パンじぃ」が講師となり、こども向けパン教室「わくわくパン工房」を開催しました。当日は、小学生から高校生まで9名のこどもたちが参加し、チーズパンとマーマレードジャムパンの2種類のパンづくりに挑戦しました。今年で活動11年目を迎え、平均年齢79歳のベテランのパンじぃメンバー4枚が、こどもたち一人ひとりに寄り添いながら、丁寧にパンづくりを指導しました。

まずは生地づくりから
材料を混ぜるところからスタート。小麦粉、塩、砂糖、イースト、蒸したジャガイモを袋の中で混ぜ合わせたあと、ボウルに移して水を加え、さらに混ぜていきます。水を加えると生地が急にベタベタして、触ることを嫌がるこどももいましたが、パンじぃにサポートしてもらいながら、一生懸命に生地を捏ねていました。しっかりと捏ねて生地がまとまったら、1次発酵へ。その待ち時間には、パンを食べるときに使うランチョンマットづくりを行いました。ペンや色鉛筆を使って、パンの絵を描いたり、好きな模様を描いたり、それぞれ自由に制作を楽しみました。

生地の変化にびっくり!
1次発酵が終わると、次は生地の分割・成型です。発酵を終えた生地は、混ぜた直後の生地の約2倍の大きさに膨らんでいて、こどもたちはその変化に興味津々でした。さらに、先ほどまで手にべったりと付いていた生地が、触ってみるとふわふわになっていることにも驚いていました。生地を40gずつに分けていく作業では、最初は秤に何度も生地を載せながら慎重に測っていたこどもたちも、2~3個測るうちに感覚をつかみ、ほぼ一発で40gに分けられるようになる子もいました。その後、生地を丸めて成型してから中央に指でくぼみをつくります。半分にはチーズ、もう半分にはマーマレードジャムを入れていきました。こどもたちの手際の良さには、パンじぃのメンバーも驚いていました。

焼き上がりが楽しみ!
成型したパンを2次発酵させている間は、再びランチョンマットづくり。30分ほど待つと、パンはさらにふっくらと膨らみました。最後の仕上げでは、チーズパンにはさらにチーズをのせ、それぞれのパンにオリーブオイルをやさしく塗っていきます。刷毛で生地をつぶさないように、こどもたちは慎重に、そして丁寧にオリーブオイルを塗ることができました。そして、いよいよパンを焼き上げて行きます。予熱しておいたオーブンに、自分たちでつくったパンが並んだ鉄板を入れていきます。「ちゃんと焼けるかな?」と少し不安そうな様子もありましたが、ここまでくればあとは焼き上がりを待つだけです。約10分の焼成を終えると、とてもおいしそうなパンが焼き上がりました!

自分でつくったパンは格別!
粗熱がとれたら、みんなで試食タイム。自分で生地をつくって焼き上げた焼きたてのパンの味は格別だったようで、こどもたちはおいしそうにパンを頬張り、保護者の方も、こどもたちがつくったパンのおいしさに驚いていました。参加したこどもたちからは、「パン屋さんになったようだった」
「またパンをつくりたい」「生地を混ぜるときに腕が疲れた」など、さまざまな感想が聞かれました。パンじぃのメンバーも、こどもたちと一緒に楽しくパンづくりができたことを喜んでいました。マーシーワルツの先生方からは「こども達にとって、今回のパン作りはそれぞれの新たな一面や力を発揮する貴重で特別な体験となりました。」と言っていただき、また保護者の皆様からも、「普段とは違うこどもたちの姿を見ることができた」と、関心を寄せていただきました。
世代を超えた交流の中で、一緒につくる楽しさや、できあがったものを味わう喜びを分かち合う、素敵なパン教室となりました。