1966(昭和41)年大阪生れ。京都大学文学部仏文学科卒。
1996(平成8)年、短篇集『とーきょーいしいあるき』刊行(のち『東京夜話』に改題して文庫化)。2000年、初の長篇『ぶらんこ乗り』刊行。2003年『麦ふみクーツェ』で坪田譲治文学賞、2012年『ある一日』で織田作之助賞、2016年『悪声』で河合隼雄物語賞を受賞。その他の小説に『トリツカレ男』『プラネタリウムのふたご』『ポーの話』『みずうみ』『四とそれ以上の国』『よはひ』『海と山のピアノ』、エッセイに『京都ごはん日記』『且坐喫茶』『毎日が一日だ』など。マイクを手に、その場と呼応しながら即興的に言葉を編み、物語を紡ぐパフォーマンス「その場小説」を芸術祭、ギャラリー、書店など様々な場で発表している。現在、京都在住。
(2023年11月16日時点)
Assembleー変容する「場」の可能性を考えるトークセッション
第3回 「いしいしんじのその場小説と蓄音機音楽会」
主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸、神戸市立三宮図書館