有馬籠五代目籠師。良質な竹の産地、有馬ならではの伝統工芸「有馬籠」。その歴史は古く、1585年に有馬を訪れた顕如上人が土産として、北の政所に有馬籠を送ったという記録も残っている。現在、有馬籠を製造しているのは「竹芸有馬籠くつわ」一軒のみ。伝統を守りつつも、自身らの「作り手に対する共感」を軸とした商品を取り扱うセレクトショップ「へてから」を2015年に有馬にオープンさせるなど、既成の価値観にとらわれないものづくりや商品提案を行っている。
(2018年7月17日時点)
ものづくりワークショップ「有馬籠 轡豊さんと、フラワーベースをつくる。」
主催:デザイン・クリエイティブセンター神戸