9/14 Sun
EVENT
出 店 KIITO CAFE、Slit Bar(バーテンダー:築山有城[彫刻家]/メニュー:世界のビール)
ホスト 高橋怜子(C.A.P.)、松本ひとみ(デザイン・クリエイティブセンター神戸[KIITO])、伊藤まゆみ(神戸アートビレッジセンター[KAVC])
申込方法 右記までご連絡をお願いいたします。神戸アートビレッジセンター TEL:078-512-5500/E-mail:art@kavc.or.jp
「hanaso」の14回目はKAVCを飛び出して、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO) へ会場を移す出張編!神戸でアートを扱う3つのスペース、C.A.P.、KIITO、KAVCの各現場で働く若手~中堅女性スタッフがホストとなり、アートの分野で活躍する先達をゲストに迎えます。ゲストのこれまでの活動や経歴についてお話をうかがいながら、会場のみなさんと共にアートの現場におけるこれからの働き方について考えます。
ゲストはフリーランスのアートディレクターとして活躍する雨森信さん、アートセンターでのキャリアと子育てを両立されている山本麻友美さん、アートマネジメントの現場の労働環境に詳しい研究者の吉澤弥生さん。マネジメントやコーディネートの仕事を続けるためのキャリアプランの形成や、生活との両立についてなど、気になる疑問を投げかけます。もちろん会場からの質問も大歓迎!アートの現場で働くことに興味のある方、それぞれのゲストやスペースの活動に関心のある方など、皆さまのご参加をお待ちしています。トークの後は、交流会も開催(21:30まで)。「ひとま」で「ハナソ」!
ゲストプロフィール
雨森 信(Breaker Project ディレクター)
remo[NPO法人記録と表現とメディアのための組織]理事、大阪市立大学文学部特任講師、都市研究プラザ特別研究員。2003年より大阪市の文化事業として「Breaker Project」を企画・運営。「水都大阪2009」にて藤浩志のプロジェクト「かえるシステム」、BEPPU PROJECT2010にて美術部門のディレクターを務めるなど、様々な現場において既存の美術空間やシステムにはおさまりきらない独自の表現活動を開拓するアーティストとともに、地域に根ざしたプロジェクトに取り組み、実践を通して「芸術と社会の生きた関係」を探求する。
山本麻友美(京都芸術センター プログラム・ディレクター)
1999年から2003年まで京都芸術センターのアート・コーディネーターとして主に伝統芸能やアーティスト・イン・レジデンス事業などを担当し、その後フリーランスとして活動。2008年より京都芸術センターにシニア・アート・コーディネーターとして復帰、2011年より現職。京都芸術センターは、若いアーティストを支援し先鋭的な表現活動を積極的に創造すると同時に、コミュニティとの関係も深いアートセンターとして国内外から注目を浴びる。
吉澤弥生(共立女子大学文芸学部専任講師)
NPO法人地域文化に関する情報とプロジェクト[recip]代表理事/NPO法人アートNPOリンク理事。1972年生まれ。大阪大学大学院修了、博士(人間科学)。専門は芸術社会学。労働、政策、運動、地域の視座から現代芸術を研究。近著に論文「大阪の現代芸術事業の周辺で起きたこと」(『上方芸能』191号、2014)、単著『芸術は社会を変えるか? —文化生産の社会学からの接近』(青弓社、2011)、調査報告書『続々・若い芸術家たちの労働』(2014)など。