3/28 Fri
EVENT
「クリエイティブシティズ(創造都市)」というコンセプトは、この十年間で西洋の諸都市を中心に、都市文化政策の支柱として定着してきました。創造都市政策は、都市に潜在する創造性を集結し、成長と革新プロセスのための新たな視野を開き、都市を活性化させ、住民のQOLの向上を目指しています。このシンポジウムでは、独・中・日3ヶ国のパネリストを迎え、創造都市というコンセプトの展望と限界について、ユネスコ・デザイン都市の北京、ベルリン、神戸など、各都市の事例を通して考察します。
プログラム
13:30 – 13:50 挨拶と趣旨説明
13:50 – 14:10 「文化媒介者としてのゲーテ・インスティトゥート」
ヨハネス・エーベルト(ゲーテ・インスティトゥート事務総長)
14:10 – 15:00 「ゲーテ・インスティトゥートのプロジェクトと経験:変容する都市部での取り組みから」
エンツィオ・ヴェッツェル(ゲーテ・インスティトゥートミュンヘン本部・文化と開発部門長)
15:15 – 15:40 「クリエイティブシティとしての神戸:理念と実際」
衣笠 収(神戸市企画調整局デザイン都市推進室企画推進担当課長)
15:40 – 16:30 「クリエイティブシティとしての北京と中国の文化政策」
王 文婷(中国中央美術学院専任講師)
16:45 – 17:35 「文化クラスター:文化経済的コンセプトの前提と領域」
ウラディミール・クレック(神戸大学准教授)
17:35 – 18:20 ディスカッション
18:20 – 18:30 総括
司会:藤野一夫 (神戸大学大学院国際文化学研究科教授)