6/28 Fri
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沖縄の食は、日常食と行事食があり、「豚」はその中心的存在です。季節の変わり目の祭祀、ハレの祝い行事、集落や一族の催事には供犠儀礼を行い、無病息災を祈り「豚」を葬り、医食同元の考えの元で「豚」を食べ、節分を乗り越えていきます。
精霊に供える「伝統的豚」は、「白ではないこと」「非日常の形体でないこと」など一定の基準があり、儀礼があるために昔ながらの「豚」が残されて来ました。
今回、紹介する「今帰仁アグー」はその形態を色濃く残した豚です。精霊を信仰する沖縄の風俗と習慣に生きてきた沖縄の豚をご紹介いたします。
「神戸料理フォーラム」とは、食を本質から問い直し、職人はもちろん生産者や消費者とともに、神戸の食を考え、発信する場です。
農業生産法人有限会社今帰仁アグー
1960 年東京都品川区出身。幼年期より動植物、特に在来家畜に興味を持ち、中学時に天然記念物の
日本鶏を数多く飼育、後にアジア地域を野鶏の調査を行う。
1984 年に沖縄県今帰仁村に移住し、野鶏および…(続きを表示)
株式会社METZGEREI KUSUDA
http://shop.metzgerei-kusuda.com/
1972年生まれ。幼少時代鹿児島に移り、ハム職人の父の仕事を手伝う。高校卒業後、神戸、大阪でイタリア・フランス料理を学ぶ。震災後、レストランロ-テロ-ゼでシェフを務める。 1996年渡独。バーデンヴュ…(続きを表示)