6/1 Sat
EVENT
阪神淡路大震災を契機に、兵庫県が全国に先駆けて「地域に眠る歴史文化遺産を発見し、保存し、活用してまちづくりに貢献する人材」としてヘリテージマネージャーの養成を2002年に始めました。以来、その活動は多方面に渡り、単体の建築から地域へ、保存~活用へと内容も変化・拡大しています。
年に一度、各地区の持ち回りで開催されてきた本大会も県内を一巡し、今回は10年間の活動の総括と今後の展望を考える大会となります。古いものに対してノスタルジーではない新たな関心が広がりつつある中、みなさまと共にこれからのヘリテージのあり方を考えていきたいと思います。建築士にとどまらず、広く一般の方々のご参加をお待ちしています。
基調講演
「ヘリテージマネージャーの全国展開」
後藤 治(ごとうおさむ)
工学院大学 建築学部 建築デザイン学科 教授
1960年東京生まれ。’88年東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程中退。’88年文化庁文化財保護部建造物課文部技官。’95年同文化財調査官。’99年工学院大学工学部都市デザイン学科助教授。’03年同教授。’11年より学部改組により現職。工学院大学常務理事。