2/11 Mon
EVENT
「かえっこバザール」の連携イベントとして、2009年に製作された映画「風のかたち」を上映いたします。この映画は、小児がんと闘う子どもたちが毎年親元を離れサマーキャンプに参加する様子と、それに関わる医師やボランティアスタッフの姿を、10年間にわたり撮り続けてきた600時間にわたるフィルムをもとに、製作されたドキュメンタリー映画です。上映終了後には、10年間記録し続けた伊勢監督とサマーキャンプのリーダーである細谷医師、そして「チャイルド・ケモ・ハウス」の立ち上げに関わる楠木医師によるトークイベントを行います。小児がんとそれを支える周りの環境を見てきた3人が、医療現場のこれまでとこれからを語りますので、ぜひご興味のある方はご参加ください。
スケジュール
12:45 受付開始
13:00 映画「風のかたち」上映 (上映時間約105分)
15:00 トークイベント
16:00 終了
※当企画は「かえっこバザール in KOBE by チャイルド・ケモ・ハウス」連携イベントです。
ゲストプロフィール
伊勢 真一
1949年 東京生まれ。「奈緒ちゃん」「ありがとう」「えんとこ」をはじめ、多くのヒューマンドキュメンタリーを製作。
近年は若手の作品プロデュースも積極的に手がけている。「風のかたち」(文化庁映画賞、カトリック映画賞)「大丈夫。」(キネマ旬報文化映画ベストワン)最新作は「傍ー3月11日からの旅ー」。2013年度の日本映画ペンクラブ賞を受賞している。
細谷 亮太
1948年 山形生まれ。東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院に勤務。小児がんの最先端治療技術研修のため、米国テキサス大学総合がん研究所M・Dアンダーソン病院に3年間就任。2012年12月に聖路加国際病院を退職。主な著書に、「小児病棟の四季」、「医師としてできることできなかったこと-川の見える病棟から」、「いつもいいことさがし」、「生きようよ」などのほか、句集「生きるために、一句」がある。
楠木 重範
1974年 奈良生まれ。1999年6月大阪大学医学部小児科に入局。国立大阪病院小児科で3年間の研修後、大阪府立母子保健センター、大阪大学医学部付属病院で血液腫瘍グループに属し、現在、国立病院機構大阪医療センター小児科医師。
http://www.kemohouse.jp/index.html
小児がん治療中の子どもたちとその家族の、QOL(Quality Of Life-生活の質)に配慮した日本で初めての専門治療施設。自分の家のような環境で家族が共に暮らしながら小児がん患者が安心して化学療…(続きを表示)