1/11 Sat
EVENT
デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)では、神戸市立三宮図書館との連携事業として「Assembleー変容する「場」の可能性を考えるトークセッション」を開催しています。第4回は、ワークショップ編。
「(だいたい)3時間で映画をつくる!ご近所映画クラブ」を開催します。
ワークショップでは、映像作家ミシェル・ゴンドリー氏が考えた仕組みを使って、「企画する」「計画をたてる」「撮影をする」という3段階をグループごとに相談しながら3時間という短い時間で映画を作ります。物語(シナリオ)を考え、小道具や衣装も決めて参加者みんなで出演します。完成した映画は、最後に上映会をします。映画に関する専門的な知識や技術がなくてもご参加いただけます。作品を作り出す楽しさ、映画制作の魅力を味わってみませんか? この機会にぜひご参加ください。
ご近所映画クラブとは
フランスの映像作家、ミシェル・ゴンドリー氏が開発した「映像ワークショップ」を元に構成されている同氏公認のワークショップ。少数のメンバーが手作りで、スピーディーに一本の映画をつくり、小さなコミュニティで楽しむという映像メディアのDIYを体験します。「編集せず」「一発勝負」でシナリオに沿って勢いよく撮影していくことでより表情豊かな映画が完成します。
「Assembleー変容する「場」の可能性を考えるトークセッション」とは
誰もが活用できる開かれた公共空間としての「場」の在り方や可能性を考えるトークシリーズです。本を借り、読むことのできる場という従来のイメージにとどまらず、新たな役割や機能を持った図書館が増えています。わたしたちを取り巻く価値観の多様化、一人ひとりのライフスタイルの変化など、複雑化する社会において、図書館・文化施設の役割や機能も変化を求められています。多様な生き方、多様な人々。誰もが活用できる図書館とはどのようなものなのでしょうか。KIITOに移転する図書館を事例として、ゲストと共に議論を交えながら、図書館・文化施設などの公共空間の持つ意味や価値、「出会いの場」「交流の場」を創出する意義、創造的な「場」としての役割について考えます。
イラスト:Maiko Matsue
デザイン:角谷慶 (Su- )
京都生まれ。NPO remo[特定非営利活動法人 記録と表現とメディアのための組織]代表理事。大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)特任准教授、大阪音楽大学ミュージックコミュニケーシ…(続きを表示)
メディアを通じて「知る」「表現する」「話し合う」3つの視点で活動する非営利組織。メディアアートなどの表現活動を促すほか、文房具としての映像の普及、映像を囲む新しい場づくりなどを展開しています。