2018/11/20 Tue - 2019/1/6 Sun
EXHIBITION
第二次世界大戦後、占領下の神戸のまちは、どのような姿をしていたのか?
写真や映像、地図、人々の記憶から読み解きます。
戦前から戦後、そして現在へと続く神戸の暮らしの中で、まだ知られていないことが多いGHQ(General Headquarters=連合国占領軍)占領期。神戸スタディーズ#6「”KOBE”を語る GHQと神戸のまち」(2018年1月開催)では、レクチャーと公開ヒアリングを行い、この時期の神戸の記録と記憶に触れました。開催時には、占領期の神戸を記録した写真や地図などのイメージも示され、当時のまちを知り、そこでの暮らしに想像をめぐらせる大きな手がかりになりました。
本展では、同企画で紹介しきれなかった写真、関連映像、地図などを中心に、新たに借り受けた史料もあわせて展示いたします。GHQ占領期の神戸の暮らしについて、一層の理解を深める機会となれば幸いです。
参考:
神戸スタディーズ#4「”KOBE”を解す―せめぎあいにみる神戸の都市史」 http://kiito.jp/schedule/lecture/articles/22697/
神戸スタディーズ#6「”KOBE”を語る―GHQと神戸のまち」(レクチャー、公開ヒアリング) http://kiito.jp/schedule/lecture/articles/25932/
【成果冊子】
本展示のベースとなっている2018年1月に開催したレクチャーと公開ヒアリングの内容は、記録冊子にまとめています。本展示の会場内やセンター内の+クリエイティブスタジオで無料で配架しています。ぜひお持ち帰りください。
また、遠方にお住まいの方には郵送対応を行っています(送料を着払いにてご負担いただきます)。詳細や申込は下記URLをご確認ください。
詳細 http://kiito.jp/schedule/news/articles/25807/
申込(Googleフォーム) https://goo.gl/forms/WoDGQzAYUMEapjVE2
※1月の催事の成果をまとめたものですので、本展示のために新たに追加されたテキストや写真は収録されていません。あからじめご了承ください。
【関連イベント】 ※終了しました
スライドトーク「収集家・研究者と見る占領期神戸の写真」
本展示の企画監修者である村上しほりさんと、本企画において多数の写真資料をご提供いただいた衣川太一さんが、占領期神戸の写真を一緒に見ながら、写された場所はどこなのか、何が読み取れるのか、あれこれ語り合います。
日時・会場:2018年12月1日(土) 14:00-16:00 会場内にて(予定)
出演:衣川太一(写真収集家)、村上しほり(都市史研究者)
参加無料、定員30名(申込制、先着順)
●12月15日(土)に、村上しほりさんの講演がセンター内で開催されます。(主催:慶応義塾大学出版会)
詳しくは下記リンクからご確認ください。
http://kiito.jp/schedule/rental/articles/31535/
大阪市立大学大学院 客員研究員
1987年生まれ、神戸育ち。2014年、神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間表現専攻博士後期課程修了。博士(学術)。阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 震災資料専門…(続きを表示)
1970年生まれ、日本大学芸術学部映画学科卒業。フィルム修復会社勤務等を経て、現在は神戸映画資料館でフィルム調査に携わる。占領期に日本で撮影されたカラー写真の収集・調査を行っており、現在約1万2千枚を…(続きを表示)