2025/1/17 Fri -3/30 Sun
EXHIBITION
阪神・淡路大震災から30年目を迎えました。
「30年目の手記」は、震災にかかわるエピソードを募集し、公開するプロジェクトです。
募集期間は2024年1月17日から同年12月17日。集まった手記は186篇。全国から、10代から90代まで、多様な背景をもつエピソードが集まりました。
会場では、集まったすべての手記から抜き出された印象的な「ことば」が並んでいます。QRコードを読み取ることで、ウェブサイトで公開された手記の全文を読むことができます。
まずは手記の「ことば」と出会う。そこから、手記の本文、執筆者の名前・年齢・居住地、手記を書いた理由を知る。これまでの震災体験の語りとの出会いかたとは一味違う入り口から、思いもよらなかった「ことば」と出会ってほしい。手記の一端に触れることで、ひとつの出来事をめぐり、さまざまな体験が「ある」ことを伝えたい。このような思いを込めて、この場所をつくりました。
この場所が、あらゆるひとにとって「あの日」からの年月を想像する拠りどころとなることを願っています。
https://researchmap.jp/community-inf/Saikan-Studies
2021年に実施したTokyo Art Research Lab「災間の社会を生きる術(すべ/アート)を探る 災害復興へのいくつもの「かかわり」から」でのディスカッションをきっかけに活動を開始。災間の…(続きを表示)
http://www.npo.co.jp/hanshin/index.html
阪神・淡路大震災の体験手記を集め出版する市民団体。
1995年2月中旬(地震から約1ヵ月後)より手記の公募をはじめる。
第1巻は、3…(続きを表示)