12/16 Fri
LECTURE
今、全国各地で「都市計画」という単語の下に行われてきた行政主導のマスタープラン型手法でもなく、「まちづくり」という単語の下に行われてきた助成金や市民の自発的良心に依存した手法でもない、新たなエリア形成手法が生まれようとしています。それを馬場正尊さんは「エリアリノベーション」と呼びました。デザイン、マネジメント、コミュニケーション、プロモーションなどがバランスよく存在する、新しいエリア形成の手法です。
今回の「未来のかけらラボ」では、雑誌『A』の編集長として、あるいは「R不動産」の創始者として、時代の先端で活動を展開してきた馬場正尊さんをお迎えし、全国の具体的な事例も紹介しつつ、この、まさに今生まれつつある新たな動向についてお話を伺います。そしてそこから予感される「計画的都市」から「工作的都市」へという、きわめて重要な都市像の変化についてもお話いただこうと思っています。
◎2016.12.6追記
多数の要望をいただいたため、会場を1階カフェから3階303に変更し、定員を増やしました。
1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。博報堂で博覧会やショールームの企画などに従事。その後、早稲田大学博士課程に復学。雑誌『A』の編集長を経て、2003年OpenA Ltd.…(続きを表示)
P3 art and environment
https://p3.org/
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計…(続きを表示)