12/16 Wed
LECTURE
今回の「未来のかけらラボ」では天文学普及プロジェクト「天プラ」代表の高梨直紘さんをお迎えし、遠く、宇宙の彼方に目を向けてみようと思います。
天文学は現在、すばる望遠鏡やアルマ望遠鏡などに代表される観測技術や研究システムの高度化によって数々の発見が続いており、急速な発展期にあると言えます。そんな今、私たちに宇宙はどこまで見えたのでしょう。
高梨さんが制作に関与された「宇宙図」や4次元デジタル宇宙ビューワー”Mitaka”を使って、広大な宇宙の時空のなかへと旅立ってみます。
また、最近では太陽系外地球型惑星への関心も高まっていますから、今回はSETI(地球外知的生命探査)の最新の動向についても話題にしてみたいと思っています。
宇宙図:
宇宙を時間と空間に分解し、138億年の間に起きたことのすべてを俯瞰した図。
公式サイトよりデータをダウンロード可能。
http://www.nao.ac.jp/study/uchuzu2013/
Mitaka:
さまざまな観測データに基づき、地球から宇宙の果てまで、138億光年の時空を俯瞰することが可能な宇宙ビューワ。公式サイトよりダウンロード可能。
http://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/
Mitaka参考画像
※画像すべて Mitaka: ©2005 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト
天文学普及プロジェクト「天プラ」代表/東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム特任准教授
http://www.tenpla.net
1979年広島県広島市生まれ。2008年東京大学大学院博士課程修了(理学博士)、国立天文台広報普及員・研究員(ハワイ観測所)、東京大学生産技術研究所特任助教を経て、現在に至る。天文学をベースに知を俯瞰…(続きを表示)
P3 art and environment
https://p3.org/
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。その後、東京・四谷の禅寺、東長寺の新伽藍建設計…(続きを表示)