12/16Thu
SEMINAR
KIITO:300
FARM
神戸市には重工業等の産業と、それを支える中小のものづくり企業が集積していることに加え、医療、航空・宇宙、環境・エネルギー、海洋産業など成長分野での産業集積や産業振興、またスタートアップ支援、イノベーション創出などを通して「海と山が育むグローバル貢献都市」の実現を目指しています。今回のソーシャル・イノベーションセミナーでは、次代を担う学生を対象に、エネルギー産業と海洋産業を軸に、未来をつくる神戸の企業の挑戦を紹介します。
次代を担う学生を対象に、未来をつくる神戸の企業の挑戦を紹介するソーシャル・イノベーションセミナー。「水素」と「地域活動」を切り口にした、エネルギー産業への挑戦を紹介します。
〈プログラム〉
・神戸市のエネルギー政策概要|神戸市エネルギー政策課 秋田 大介
・国際水素サプライチェーン構築に向けた取組み|川崎重工業株式会社 小山 優
・150年後のエネルギーと人類|シン・エナジー株式会社 乾 正博
・交流会・意見交換会
国際水素サプライチェーン構築に向けた取組み
小山 優|川崎重工業株式会社 水素戦略本部 プロジェクト総括部 推進部 担当部長
地球温暖化につながる温室効果ガスの排出をゼロにする「脱炭素社会」の実現に向け、クリーンネルギーである水素の果たす役割は大きく、水素発電と国際液化水素サプライチェーンの商用化が急がれている。「水素基本戦略」を念頭においた技術開発および実証を進める川崎重工業が、神戸市と行う、水素エネルギーの社会実装に向けた、国際水素サプライチェーンの構築と商用化に向けた取り組みについて、ご紹介いたします。
150年後のエネルギーと人類
乾 正博|シン・エナジー株式会社 代表取締役
なぜ、150年後なのか?答えは、約150年前とまるで違う今が今ここにあるからです。我々人類は、生物として生まれどのように今後生きていくのか?ただ生きる、ただ食べる、ただ稼ぐ、ただ遊ぶのか。過去の歴史から学び今後の人類の生きる目的を考えたい。そこに、“エネルギー” “食” “地域的活動”が非常に重要であることを皆さんと一緒に確認したい。超都会でも超田舎でもない神戸市がどのような未来を創造するかは、我々の手に掛かっている。「エネルギー」と「神戸市」から考える未来の可能性についてお話いたします。
九州大学大学院工学研究科機械工学専攻修了。1994年川崎重工業株式会社に入社し、小型溶接ロボット、石炭ガス化複合発電システム、発電プラント、危険物運搬船、舶用機関等の運転訓練シミュレータ、次世代LNG…(続きを表示)
1993年洸陽電機エンジニアリング(現シン・エナジー(株))の立ち上げに参画。阪神淡路大震災、京都議定書、東日本大震災などを通じ、エネルギーを扱う企業として「未来の子どもたち」へ果たすべき責任と使命感…(続きを表示)
地球環境とビジネスの関係性を大学、大学院で学んだ後、2002年に神戸市に入庁。都市計画局計画部計画課、工務課、建設局西部建設事務所、都市局計画課、企画調整局つなぐラボ特命課長を経て、現職。都市計画から…(続きを表示)
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