3/27 Sat
WORKSHOP
「ものづくりワークショップ」
生活の中で使っているものの出来上がるまでのプロセスを、プロの技と知識に触れながら自らの手で辿っていくことで、ものの価値やつくり手の想いを体感する場です。
<実施内容>
今回のワークショップでは、うおくに商店の店主、見澤良隆さんを講師に迎え、棕櫚の5玉手箒を作ります。「うおくに商店」は和歌山で昭和21年に創業した老舗乾物店「魚国商店」の娘婿である見澤良隆さんが四代目としてのれん分けし神戸で始めたお店。乾物食品と棕櫚の日用品を主軸としたセレクトショップです。乾物と棕櫚、一見接点の無いように思える商品。そこには見澤さんと「山産物」というコンセプトとの出会いがありました。上質な山椒の卸店を探していく中で見澤さんは明治12年から続く「山本勝之助商店」という紀州特産の山物取扱店に辿り着きました。山産物とは、一般的な「食品」や「日用品」という区切りとは異なり、「山からの恵みを生かした商品」を指します。このコンセプトのもと山椒と棕櫚製品を取り扱う山本勝之助商店に共感した見澤さんはうおくに商店の主軸商品として乾物に加え、棕櫚製品を取り扱うようになりました。ワークショップではこの山産物としての棕櫚製品の材料のことや文化、歴史にも注目しながら箒づくりを体験します。
<スケジュール>
13:00 事前説明
13:30 柄の長さを決める
14:00 銅線巻きを学ぶ
15:00 玉(束)をつくる
16:00 柄と玉を組む
16:30 整えて仕上げる
17:00 完成
チラシデータはこちら
design:神崎奈津子 photo:芦田博人
うおくに商店
http://kanbutsu-uokuni.jp/
1978年5月生まれ。和歌山県和歌山市出身。
実家はうどん屋で幼少より父親が引く出汁の味で育つ。大学進学で和歌山を離れ大阪へ、就職して兵庫県に移る。老舗乾物屋の娘と結婚、子供の誕生をきっかけに、乾物…(続きを表示)
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