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2014/7/17

イベントレポート

+クリエイティブゼミ防災編 第9回「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」 レポート

2014年7月12日(土)

神戸市消防局とタッグを組んで、20代、30代を対象とした新しい防災啓発プログラムの企画、開発に取り組む+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」の最終発表会を開催しました。

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最終発表の場所は西須磨小学校のアリーナ。会場の提供、セッティングと地域の方々にご協力いただき、期待感の高まる中、ゼミ生も発表準備にも余念がありません。

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まず神戸市消防局の奥村様より、消防局としてのゼミへの取り組みと期待、神戸市危機管理室三木様より、来年で震災20年を迎えるにあたっての危機管理室としての取り組み等をお話いただきました。
また、講師の永田からは、聴講に来ていただいている西須磨防コミの方々へ今回のゼミを発表までの流れを振り返りながらご説明し、早速各班のプレゼンテーションです。

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B班:サバイバル屋敷&BBQ
SASUKE、風雲たけし城のように体力と知力でステージをクリアしていくもので、たのしみながらコース(スモークハウスやロープわたり等)をクリアし、知らず知らずのうちに防災力向上を目指す。40人ほどの定員制(4人チーム)でクリア時間の順位によってイベント後に開催するBBQの内容が決定。

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C班:Orange drinks SUMA
Orange drinks(今後、奇数月の17日に須磨海岸にて「防災に関する呑み会」の開催)
若い世代がこのゼミのように定期的に集まって、防災や社会について語り合える場を継続して作っていきたい!あったらいいな!を須磨でかた(ち)として提案。

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D班:ボコウデボウサイ in 西須磨
小学校という「場」を活かした防災教室+交流会
(ワカモノの関心を惹き、地域がワカモノを知り、小学校という地域資源を生かした汎用性を持つ)
自分たちの出身校で「学び舎(場)」の魅力の活用、学びに「遊び」の要素を入れて、「1日小学生」となり、防災の授業を受け防災の知識を学ぶ。

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E班:midnight 1995 学校からの大脱出
「暗闇」というメディアを使った新しい防災教育。
暗闇×防災×イベント(ゲーム)エンターテイメント性のある防災訓練。暗闇の中で災害時に行うべき「自助」を疑似体験し、同時に参加する人々と「共助」することで使命を果たし「自助・共助」の大切さを学ぶ脱出ゲーム。

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A班:だだいま、同窓会 ー地元で乾杯ー
“つながりこそ、防災のかなめ”人を救うのは人しかいないのだから
開催場所はなつかしの母校、本格バーベキューを始め、語り合い。かがり火トークでちょっだけシリアスに。母校で朝を迎え、懐かしの担任の授業と、防コミメンバーによる震災のおはなし。

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聴講に来ていただいた、西須磨防コミの皆さんからもたくさんのご意見やご感想を、そして神戸市消防局の菅原様より各班への講評もいただき、今回のゼミの最終発表は終わりました。

講師の永田からは、「若い世代に向けての防災プログラムを生み出すためには、まず興味を持ってもらうことが重要。でも、ただ単に楽しいだけでなく、その中でどのような防災を学べるのか、そのバランスがとても重要になってくる。今回提案された企画は、比較的若者寄りなものが多いように感じたが、それぞれに光るアイデアが散りばめられていた。」という全体に向けての講評がありました。

発表終了後には、C班の「orange drinks」が早速の実践の提案がなされ、須磨の海岸にドームテントを張っての語り合い。
ゼミ参加有志で、夜明けまで防災について語りあいました。

今回の最終発表でひとまず、+クリエイティブゼミ vol.9 防災編は終了となります。ゼミ生のみなさま大変お疲れ様でした!また、ご協力いただきましたみなさま、誠にありがとうございます。

今後は、ゼミ生が提案したアイデアをベースにし、それぞれの実現可能性を探っていく形になります。また、進捗がありましたら、KIITOのウェブサイトなどでご報告させていただきます。

+クリエイティブゼミ vol.9防災編「神戸市消防局と、若い世代向けの新しい防災プログラムを開発する」
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