NEWS NEWS

2018/6/16

REPORT

「+クリエイティブゼミVol.28 +クリエイティブゼミ vol.28 障害者福祉編 障害福祉サービス事業所とそこで製作される「ふれあい商品」の未来をデザインする」第3回レポート

6月5日(火)

「+クリエイティブゼミ vol.28 障害者福祉編 障害福祉サービス事業所とそこで製作される「ふれあい商品」の未来をデザインする」の第3回を開催しました。今回は前回分かれた8つのグループでアイデア出しを行うグループワークの2回目となります。前回の話し合いから見えてきた方向性をより深めたり、グループ内でのリサーチ結果を発表しながら、それぞれに内容をかためていきます。

「作るプロセス」「売るプロセス」「つなぐ人や組織」「つなぐための制度」とそれぞれの角度から、事業所のスタッフや学生、デザイナーなどのさまざまな属性をもつ人がアイデアを出しあうことで、普段では予期しない意見やアイデアが見えてきます。

   

今回もゼミ終了前30分の時間を使いそれぞれのグループで出たアイデアを共有し合いました。
 
1-A 作るプロセスにおけるリデザイン
「ふれあい商品」というモノを知っているか?という問いに一般の人はほとんど知らないと答えます。なのでふれあい商品が何かということを知ってもらうことがまず大切であるという話がありました。ふれあい商品のマークをつくることで、ふれあい商品が何かを知ってもらえる。また、価値をつけることができるという話になりました。そこの基準値や価値がどこにできるかという所を深く決めて行く事が大切である。と次回以降の課題としました。

   

1-B 作るプロセスにおけるリデザイン
商品をつくるプロセスである「発案→仕入れ→作業→商品化→販売」という流れから。「売れない、できる作業が一定でないこと、効率よく続いて行く仕組みがない」などの課題がでてきました。どの事業所でもできるような作るプロセスをつくることが出来れば、売る人や関わる人もよくなる仕組みができると話をまとめました。一般の商品や現状、事業所で販売しているモノをヒントにして、何をつくるかを決めるプロセスまで目を向けることが大切であると永田よりコメントがありました。

   

2-A 売るプロセスにおけるデザイン
「市役所にあるふれあい工房に行ってみたら、なんでこんな場所にお米が売っているんだろう?」という話になり、そこからアイデアを広げていったグループです。炊いてから売ってみるというアイデアで①市役所などの食堂で来る人にオカズだけ持参でご飯を提供するショップをつくる。②商店街でご飯屋さんとしてオープンして、好きなお店のお惣菜をオカズにご飯が食べれるお店をつくる。などアイデアを深めていきました。またスポンジアートが売っていたのを見て学校などにまとめて売る。シリーズものにして集めたくなるなど実際に商品にぐっと寄ってアイデアを考えていったそうです。そこから見つけた要素をどのように全体に反映していくかが今後の方向性となりそうです。

     

2-B 売るプロセスにおけるリデザイン
そもそも、自分たちがどういうものを買ってしまうか。つい買ってしまう条件をグループ内で出していったグループです。
スポーツイベントや神戸の地場産業とコラボする。新聞やSNS、有名人の告知があれば買ってしまうきっかけになる。といった買いたくなる仕組みづくりについて話を深めていったそうですふれあい商品に置きかえた時に、何が適切でなにが効力を持つかを次のステップで考えるとよりよいアイデアに成熟していくのではないか。と永田よりコメントがありました。

   

3-A つなぐ人や仕組みのリデザイン
まず、事業所で働くメンバーより現状を聞いていくところから話を進めていきました。
クリエイターと繋がりたいと思ってもつながる場所がないことや、商品開発をしたくてもマルチに色々な仕事をしなくてはいけないので時間がないと話をすすめていきました。福祉を専門としたクリエイティブディレクターや仕事開拓員のような仲介する人やコーディネートする人が必要とまとめ発表を終えました。

 
   

3-B つなぐ人や仕組みのリデザイン
障害者福祉事業所とは何か?ということを考えた時に「居場所づくり」の意味合いが強いと事業所で働いているグループのメンバーから意見が出てきたところから話を発展させていきました。ふれあい商品の価値やゼミ開催の意図などの広い場所から考えていったそうです。今回、話の風呂敷を広げて考えた分。次回以降どのように収縮していくがポイントです。
 
   

4-A つなぐための仕掛けや制度のリデザイン
事業所でつくったモノをブラッシュアップしてドンドンいいものにしていく支援する仕組みをつくるために、「BEKOBE」のロゴといったような「付加価値」をつくることで、同情ではない別の購入価値をつくる方向性で話を進めていったグループです。「BE KOBE」はシビックプライド(市民の誇り)と事業所の取組を掛け合わせるのはおもしろくなるのではないかと永田よりコメントがありました。
 
   

4-B つなぐための仕掛けや制度のリデザイン
利用者の工賃アップや活動の支援をしたいが、予算や職員の労働力の関係で商品づくりに注力ができない。
それを解決するために、ふれあい工房を土日も営業してほしいや百貨店でも取り扱って欲しいといった、事業所が行政や神戸のまちに行って欲しい事(ニーズを)取り上げていく方法でアイデア出しを行っていったそうです。それを実現している事業者や都道府県はなんで、出来ているのかをもっとリサーチすることで解決策がでてくるのではないか。と永田よりコメントがありました。

   

次回、4回目もグループワークとなります。その次の回はいよいよ中間発表になります!
どんな、アイデアやアクションプランがでてくるのでしょうか。後半のゼミもご期待ください。

+クリエイティブゼミ vol.28 障害者福祉編 障害福祉サービス事業所とそこで製作される「ふれあい商品」の未来をデザインするについてはこちら