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2019/9/1

REPORT

パンじぃ・カレー男「阪急阪神 ゆめ•まちソーシャルラボ」参加報告

8月24日(土)

阪急西宮ガーデンズ本館5階にある「スタジモにしのみや」にて、「阪急阪神 ゆめ・まちソーシャルラボvol.42 ~パンじぃ・カレー男(だん)直伝!~ゆめ・まちセカンドライフ」が開催されました。
このイベントは、阪急阪神ホールディングス株式会社が主催し、「『未来にわたり住みたいまち』をつくりたい!」という想いを同じくする人々と協働し、ワークショップやセミナー形式のイベントを通して、身近なテーマから社会課題について考えるプログラムです。
今回は「カレー」というテーマにちなんで、2019年2月に誕生したばかりのスパイスカレーを学んだ男たち・通称「カレー男」のみなさんと、カレー男が生まれるきっかけとなった、KIITOの活動から誕生した、シニア男性チームの先駆け「パンじぃ」の2チームが登場。前半はパンじぃ、後半はカレー男という構成で、定年を迎えてから活躍の場を地域に移し、よりイキイキ・ワクワク活動するみなさんの様子を各回2時間たっぷり使ってお伝えしました。

  

  

▲前日、当日の調理風景

2015年に誕生した「パンじぃ」は、まもなく始まる新開地エリアのチームを含め現在7チーム(内県外2チーム)。その中から、1期生の5人にお越しいただき、直接お話をうかがいました。

  

練習風景や出店したイベントの様子を記録した写真や映像でこれまでの活動を振り返りながら、チーム結成から最近の活動にいたるまでの経緯を紹介。また、当日の朝に焼き上がったばかりのじゃがいもパン(チーズ・あんこ)も振る舞われました。東京の展覧会に出張した際の新幹線内エピソードの微笑ましさに、会場内もあたたかい雰囲気に包まれていました。「家族に勧められて参加した」「仕事をしていた頃の感覚で材料の原価計算をしてしまう」「神戸=パン=カッコいいおじいさんということをもっと発信したい」。すでにさまざまな場所で活躍するベテランパンじぃたちの体験談や熱い想いに、参加者は深く頷いて聴き入っている様子でした。

  

  

一方、2019年2月~3月にかけて実施した「男・本気の料理教室」から生まれた「カレー男」は、この日が初めての公の場。教室でシェフからキーマカレーを学び、自主練習を重ね、4月に関係者を招いて行なった成果発表会の様子を写真で紹介しながら、参加してみて楽しかったこと、難しかったことを本人の口から語っていただきました。

  

本格的な地域での活躍はこれからという彼らですが、スーパーで見かけるスパイスに親近感を覚えるようになったり、教わったレシピにアレンジを加えて家で実験してみたりと、すでにカレーに対する情熱と「誰かのために」作りたいという意欲は一級品。この日振る舞われたカレーも、今までで一番の出来だと納得のいく仕上がりだったようで、試食する参加者の様子を眺めてカレー男も手応えを感じていました。

  

  

あたたかい拍手とともに、イベントは終了。それぞれのチームの誕生秘話や実際の活動は、参加者の方々の胸にどんなワクワクを残したのでしょうか。


【KIITOインターンシップ生によるレポート】
はじめまして、ジョイスリン・クォンです。シンガポール出身で、現在名古屋芸術大学ビジュアルデザインコースで留学生として学んでいます。8/20からKIITOでインターンシップをしています。今回は、KIITOの業務内容と目的を凝縮して体験できました。なぜなら、イベント計画のプロセス、実際に運営すること、参加者の感想や自分が体験したことを、これからもっといろいろな人に発信したいと実感できたからです。ゆめ・まちソーシャルラボでは、パンじぃとカレー男がどういう風に生まれたのかと、パンじぃやカレー男それぞれが自分が得たことを語っているのが非常に興味深く、私もおじいちゃんたちからいっぱい元気をもらって、多くのことを学ばせていただきました。参加していた方も、パンとカレーの試食で「おいし〜い!!」と言っていて、おじいちゃんたちは喜んでいるようでした。ゼロから始めて、真剣にシェフから学び、やりたいことを全力でやるおじいちゃんたちの姿を見ると、年齢にかかわらず学びたいことがあれば学べるということ、不安があっても一歩踏み出すことが大事だと改めて感じさせられました。おじいちゃんたちは本当にかっこよかったです。参加対象が高齢者のみプロジェクトのため、うらやましいなと思いながら、将来私も同じようなかっこいいおばあちゃんになりたい、と決意しました!
「気を遣わなくてもよい環境で、違う世代の人と触れ合うことができてとても楽しい!」「カレー男に参加することで娘との関係が良くなった」といったエピソードを聴いて、おじいちゃんたちは自分の価値を高めていくことができる場になっていると感じました。本気でやりたいことは、全力でやるべきである、ということをパンじぃやカレー男を通して、もっと様々な方に高齢者の魅力と明るさを知っていただきたいと思いました。