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2019/12/15

REPORT

【大人の洋裁教室3】講座B お気に入りの洋服のリメイク レポート

11月23日(土・祝)

「大人の洋裁教室3」、11月は「お気に入りの洋服のリメイク」をテーマに開催しました。
今回も、初心者からすでに洋裁技術をいかして活動している方までさまざまな参加者が集まりました。自己紹介の時間では、「母が着られなくなった服を何とかしたい」「夫の要らなくなったスーツをリメイクして自分で着たい」など、みなさんそれぞれの想いを語っていました。

  

最初に、講師を務める神戸芸術工科大学ファッションデザイン学科の見寺貞子先生から、ファッションとデザインの関係性についてお話しいただきました。おしゃれに装うことはもちろん、これからは生活行動に合わせた服を考えることが大切だと見寺先生は言います。若者や高齢者、そして障がいを持つ方など、服を着る人によって求められる機能性やファッション性が変わってくるのです。

  

そのような内容を踏まえ、次はサンプルを見ながらリメイク方法について学びました。建物の改装等でよくリフォームという言葉を使いますが、手を加えて改良するというこちらの意味とは違い、リメイクは「知恵や手間をかけてもう一度“作り直す”こと」を指します。
リメイクする目的もさまざまです。身丈に合わせるためにおこなうサイズ直しや、デザインが気に入らないときに異なるデザインやアイテムに変えることもリメイクのひとつ。また、着脱しにくい、ボタンが留めにくいといった衣服の不具合を改善したり、思い入れのあるお気に入りの服をいつまでも着られるようにアレンジすることもリメイクです。
シンプルな服でも、タック(生地の一部をつまんでできるひだのこと)を作ることでアクセントになったり、同じ洋服でもカットして別の部分につなぎ合わせることで印象がガラッと変わります。サンプルの中には、身体に麻痺のある方でも着やすいようにロングファスナーで前が大きく開くようになっている洋服もあり、着る人に合わせたリメイク方法も一例として学びました。

  

  

後半は、参加者が持ち寄った服へのアドバイスです。今回は「どうリメイクしたいか」がはっきりしている方も多く、講師陣からも生地の種類を細かく紹介するなど、より専門的なアドバイスがされました。一人一人の目的をじっくり確認したので、ほかの参加者からも「こういうのもアリだよね」といろいろな提案が飛び交い、講座後にさっそくつくり直してみようとみなさん意気込んでいる様子でした。

  

10月開催の「講座A 着物を仕立て直す(トップス編) 」のレポートはこちら
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