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神戸スタディーズ#3 レクチャー 垂直の空間性からみる神戸 ~大阪湾と播磨灘の水の文化を中心に~ レポート

2014年1月12日(日)

シリーズ3回目の今回は、都市社会学者の山田創平さんを講師に迎え、普段目に見えている神戸の都市や建築の表層だけではなく、神戸とその周辺、大阪湾や播磨灘、淡路島を起点に、より広い視野で空間的特性を見直すレクチャーを開催しました。

文化人類学の領域では、陸上における地理的特性や文化が主に着目されてきましたが、山田さんはその一方向的な見方に疑問を呈し、海・川といった水の観点から、兵庫県や淡路島に視野を広げて神戸を見直しました。
日本海・若狭湾に流れ出る由良川と、瀬戸内海・播磨灘に流れ出る加古川は「水分かれ(みわかれ)」と呼ばれる山嶺の分水界を挟んで繋がっています。比較的容易に日本海と瀬戸内海を往来することができ、この回廊沿いには海と山の文化の混在が見られます。水は水平のイメージが持たれがちですが、当地の水の文化は、海から山上に至り、再び海に戻るという垂直の空間性を持っていることが紹介されました。

 
 

2012年度より開催してきた「神戸スタディーズ」シリーズを通して、微視的・巨視的視点を行き来しながら、神戸の地理的・空間的・歴史的特性について継続的に探求してきました。これまでの講座をもとにし、「神戸スタディーズ 時間と空間を横断しながら、足元を見つめる」として一冊の報告冊子にまとめましたので、ぜひご覧ください。詳しくはこちら

「神戸スタディーズ#3 レクチャー 垂直の空間性からみる神戸」
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2014.5.31

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