お知らせ・レポート

+クリエイティブゼミ

2017年6月23日(金)

未来のかけらラボvol.11 トークセッション「問題と思われていることから新たなプロダクトを生み出していく。—エコロジー、エシック、日本の知恵」を開催しました。

SONY DSC

ゲストはファッションデザイナー/うるとらはまいデザイン事務所の浜井弘治さんです。タイトル通り、地域の「お荷物」になっているようなものを新しい製品や事業に変えていくような試みを精力的に展開されている方です。その興味深い活動について、具体的な事例を実際に作られた製品やスライドを交えてお話しいただきました。

八王子の繊維産地の幡屋さんにいて職人をやったり、三宅デザイン事務所に勤めたり、現場からハイファッションの世界までさまざまな経験のある浜井さん。現場では制作過程や職人たちの持っている技術を、デザイン事務所では、机上でなく現場で考える、というもの作りへの姿勢を学び取り、現在の活動へと活かしておられるとのことでした。ご紹介いただいた事例も、その視点やそこからのプロセスが興味深いものが多数でした。ご紹介いただいた事例から一部を紹介します。


残糸でTシャツを作る
-生地を作る時は少し多めに糸を作り、余った糸は少しの間保管するが、あとでお金を払って捨てる。これが問題になっていた。一方、ある軍手工場で作っていた手袋は、手袋が1点ずつ違っていた。色の取り合わせがカラフルで美しいのもあれば、気持ち悪いのもあった。これはファッションのすべてを体現しているようなものだと衝撃を受けた。
-そこで、軍手工場とTシャツを作ったが、ただ作っても全く売れなかったので工夫をした。残糸はあらゆる色があり、また、それなりの量があるから、ほとんどのことはできる。でも、それを2回やろうとすると職人が大変なことになるので、色の系統だけ振り分けて、これはないな、という色だけを落として作った。そうしたら売れ始めた。簡単だけど、その仕組みが重要。「こうでなければ」をデザイナーが求めすぎると、現場が大変なことになるから、許容範囲を決めて、あとはすべてOK、とする。
-大量生産は、全部同じものを作ることを強いられる。いわゆるB品と言われるものも、2回目3回目の生産でもB品があれば、それはもうB品ではない。そういう発想で、最初始めた。
-残糸を使うと、放っておいても大量生産の1点ものができる。選ぶ楽しみができる。1点ずつ違うと、取引上は不都合なことがある。ジャッジしているのは流通、売り場、もしくは問屋。ひょっとしてもの作りで足かせになっているのは、エンドユーザーではないのでは、業界内の製品規格をうまくとっぱらったら、いたってシンプルだけど変わったもの、が出てくるんじゃないかと途中で気が付いた。

-ハイブランドから生まれるものは、ものすごく造形力があって、ひとつの未来を提示していると思うけれども、Tシャツ一枚とか、いたって身近なものでも、なにかもっと未来を作り出すことができるんじゃないか、と。

-売り方も「工場見学」というインスタレーションを考え、実験的な試みをした。繊維産地にある機械を会場に持ち込んだ。糸から最終の製品になるまでの作る過程の映像を見せたり、時には機械を止めて工場の休憩時間としたり。飛ぶように売れ、受注もとった。そのとき共感してもらったのは、1点1点違うことの良さ。


和紙で服を作る
-ポリエステルは、肌着からアウターまですごく汎用性があり、昔から魅力的に思っていたもの。あるとき、和紙で作ってある江戸時代の雨合羽みたいなものに出会った。梅雨がある日本の雨合羽なんて相当すばらしいのでは、ポリエステルの開発は大きな会社でないとできないだろうけれど、和紙なら可能性があるのではと思った。
また、糸を撚る撚糸屋さんから、どんどん周りが廃業していて、世の中の人が誰もこの職業を知らないまま無くなっていくのが悲惨だ、そもそも糸を作っているが、最後何になっているかさえ知らない、という話を聞いた。撚糸屋の存在は、ファッション業界も、どうかすると繊維業界の人も、ほとんどの人が知らない。撚糸はすごい技術で、糸を思いきり撚るとシャリ感が出てドライな質感になるし、戻すとやわらかい質感になる。糸を撚ったときにはステテコ、戻したときにはタオルができる。その技術をつかさどっている。
それならうちが最後まで売るから一緒にやりましょう、と協働がはじまり、和紙の機能についてかなり話し合い、テストもした。和紙の重量は綿の3分の一、吸水性が10倍。日本の建具に和紙が使われているのは、季節によって水分を逃がしたり吸収したりするから。呼吸する繊維。洋服もここを目指すべきじゃないかと。
和紙を太古のものとかイメージとして求めたのではなくて、どうにかして未来の繊維にできないかと考えた。和紙の最大の欠点は、縦に伸びない、伸度がゼロに近いこと。弱いからではなくて、伸びないから切れる。和紙そのものは強いけど、伸びない限りは、編めも織れもしない。そこの工夫をした。

-和紙糸を編んでほしいと工場に持ち込んだら、いままでさんざんやってきたけれど編めたことがないと断られた。それでも頼んだら、この糸なら編めた、さらに、ほぼ同時期に大きな会社が同じ依頼をしてきたけど、そこの糸は編めなくて、あわよくば編めても、穴が開いてとてもじゃないけど繊維にはならなかった、とすごくやる気になってくれた。

-販売先に素材やデザイン提案をして、セレクトショップのなかのブランドでまず売ったり、また、機会があったので、原材料~和紙~糸~素材~最終製品になっていく過程を見せる展覧会をした。

-ファッションは、ショーでも雑誌でも、作る結果ばかりがあって、作る過程が存在していない。メンズ誌はどう作ったかのウンチクが書いていることがあるが、女性誌は特に。だから、作る過程を見せるようなファッションってありえないかなと考えた。

-作る過程に合わせて、ものづくりに伴うエピソードも合わせて紹介した。作る過程に対して持たれがちな暗いイメージをなるべく明るく、イメージだけでもかっこいいほうにと、マンガにしたり、工場のものをインスタレーションのように見せてみたりした。

-工場サイドから見せるようなファッションショーってないかな、と。あれはかたちを変えたファッションショーでもある。ファッションの中での新たなプレゼンテーションでもある。


ドクターデニム
-友人の医師からの依頼。まず自分の白衣を作ってほしい、それが良かったら一緒に売ろう、と。白衣は世の中にたくさんあって安いし、白衣の素材は、大手の合繊メーカーとライセンス契約の関係で、小さい企業はほぼ入手ができないから、最初は断ろうと思った。
ただ、友人の「これまでの白衣は、医師のためでなく、安価で丈夫で洗濯しやすいという病院の都合ではなかったか。何年も着られるけれど、まるで洗濯のために作ったような服だ。着ていても全然かっこよくもない」の言葉を聞いて、考えを変え、快諾した。
現場の声を聞き込むと、その中でおもしろいアイデアがたくさんあり、取り入れた。やたらポケットがあって、すべてに意味がある。デニムでやりたい、というのが彼からの提案でなにより不思議だったが、医師は24時間勤務があるので、快適であって肌になじむのがいいという理由だった。
-病院でも、医療保険制度への懸念から、将来予想される病院への格付けに向けて、院の独自性を打ち出すために、単に治療する場所でなく、デザインを重要事項とし、快適さを目指すところが出てきている。少ないけれどそういった病院からの注文が入って、希望を感じている。昨年、すごい数の大手が参入してきたけれども、みんな似たような白衣しかない状況。

裁落ジーンズ
-ジーンズの製造過程で出る残り生地(裁落)で作ったジーンズ。残り生地の組み合わせになるので、自然に大量生産の1点ものができる。デニムはロットの違いで味が違う生地がたくさんあるので、裁落は魅力的な素材で、けっこうおもしろい。

-このデニムはインスタレーションにして現代美術のギャラリーで展示した。欲しいという人もけっこう現れた。このころ(3年前くらい)はファストファッションがピークで、本当に市場やアパレルも、安いだけでいいのか、と言われ始め、急に匠だとか地方だとか言われ始めた。ひょっとしたらエンドユーザーも、こういった実験的なやり方を面白いと思ってくれる、同じ意識を持っているんじゃないかと考えていたところ、本数限定だけれどけっこう売れた。


竹素材の製品
-山口県は竹林面積が全国で3番目か4番目をいったりきたりしていて、竹林公害がある。竹林は放っておくと山を死滅させてしまう。いま山を管理する林業が衰退し、里山という概念が崩壊すると言われている。それを数年前に知り、県の農林課に状況を聞きに行くと、いろんな面白いことが分かった。ファッション製品にできないか相談されたが一足飛びにはかなり難しいので、ボタンを作ってみたら、思いもよらない結果が出てきた。原材料を分けてもらっている家具の会社は、竹を炭素化させることによって、強度がプラスチックの倍にする技術がある。そもそも山口県の竹は、除雪車の重要なパーツに萩の竹が使われていたり、日本一しなりが強くて丈夫だというデータもある。いまはボタンやバックルを作って、色を付けられないかテストしたり、新しい試みをしている。


後半の芹沢とのトークセッションでは、浜井さんのもの作りやアイデアの源泉や、現在の繊維産業についての思いなどがお聞きできました。

-興味があったらやっぱり現場に行ってみることにしている。行くと全然違う。その人が何やってるかわからない状態で出会って話をすると、実はこんなにすごいものを作っていた、ということがよくある。三宅デザイン事務所在籍時、三宅一生氏が、机の上でものを考えるな、みたいなことをよく言っていて、その影響も大きい。現場に行って、作る過程を見て、そこから考える。

-何かの原材料と出会って興味を持った時に、原材料から最終製品まですべてを見るようにする。特に現場に何かヒントがあると思う。たいていにおいて優秀な工場は、継続してやっているので、知恵みたいなものがある。たとえばデニムの工場は、今でこそデニムを作っているけども、その前は手織りの絣の工場で、絣のノウハウと、デニムを作るノウハウは似てる、と言う。そこに気づくと、次何を作ればいいのかが分かるような気がする。日本の知恵みたいなもの。
繊維産地はたくさんのノウハウを持っている。ところが、海外生産では、突然何もないところに作った工場では、最新式の機械と人が日本から行って安価な良いものができていくが、過去の文化がないので、本来の開発ができていくのかという点が心配。これは勝手な理想だけれど、アジアの中でもその地域ごとにおもしろい繊維技術はあるから、それを使って生産するなら意味もあるし、そういうものをうまく未来につなげた発信の仕方があれば、きっと未来に向かったものが生まれていくと思う。


未来のかけらラボvol.11 トークセッション「問題と思われていることから新たなプロダクトを生み出していく。—エコロジー、エシック、日本の知恵」
開催概要はこちら

2017年6月14日(水)

未来のかけらラボvol.10 トークセッション「家庭菜園のようにエネルギーを楽しむ暮らし」を開催しました。

ゲストはNPO法人グリーンズ代表/greenz.jp編集長の鈴木菜央さんです。
モデレーターを務める芹沢高志(KIITOセンター長)は、再生可能エネルギーは長年気になっていたテーマだが、がどう扱うか考えあぐねていたとのこと。ウェブマガジン「greenz.jp」は、ストイックにではなくて、ライフスタイルのひとつとして楽しみながら活動している事例をたくさん紹介していて、突破口としてふさわしい方なのでは、ということでお招きしました。

鈴木さんからは、自己紹介からグリーンズのビジョン、greenz.jpで紹介してきた豊富な事例まで、たっぷりお話をお聞きできました。以下、ご紹介いただいた事例や鈴木さんの言葉をピックアップしてご紹介します。

SONY DSC

一人一人が人生の主役になれる社会
greenz.jpは「一人ひとりが『ほしい未来』をつくる、持続可能な社会」をめざす非営利のメディア。2006年からスタートし、年間600本くらいの記事が更新されています。個人的にも鈴木さんは、なんでも作れる人になりたい、とタイニーハウスを購入したり、エネルギーをなるべくかけない暮らしを模索し、「一人一人が人生の主役になれる社会」をビジョンとしています。実は、それに気づいたのは神戸だったのだそうです。友人の誘いで、4か月くらい阪神・淡路大震災のボランティア活動をした18歳のころ、そこでは、日本中から集まった人たちが肩書き関係なしに、次々に降りかかってくる課題にみんなでクリエイティブに話し合って解決していた。そのときのスピード感、みんなの笑顔、一生懸命さに驚き、そしてそのあと東京に帰ったらみんな疲れて働いているギャップに驚いた。震災以外の場所で人が輝かないなんて、社会のデザインの失敗なんじゃないかと思った。当時は言葉にならなくて、ずいぶん後で思ったことだけれど、一人一人が人生の主役になれるような、神戸で見たような風景が、普通の日常の社会で見ることができたら、と思ったのだそうです。

エネルギーめがね
エネルギーめがねで見ると、世の中みんなエネルギーと言える。太陽熱。夏の暑さ、光。風、水、地熱、木もエネルギー。暮らしの中でエネルギーに関わらないことはほとんどない。きれいな水が蛇口をひねったら出てくるのは、多大なエネルギーを投入した結果できている。お寿司の魚だって、近くでとった魚にくらべて、遠くでとった魚には相当なエネルギーが集中している。食べたものをゴミに出すと焼却のエネルギーがかかるが、コンポストを使えば、そのエネルギーがいらなくなるし、土が元気になって、それで作物ができたら、エネルギーの循環がそこで生まれる。そう捉えると、難しいことはなくて、家庭菜園を楽しむように、エネルギーを捉えることができる。


動機は「楽しい」「かっこいい」「おいしい」
以下、レクチャーでご紹介いただいた、greenz.jpで取材されてきた、さまざまな事例と関連リンクです。
どれも、エネルギーを単体でなく暮らしの中で考えて、みんながハッピーに暮らしていく中でとらえていく、ということを実践されています。

特に環境問題に興味はなかった横浜の夫婦が、家を建てるとき、玄関の目の前に電柱を立てる?いや無いでしょ、ほかの方法はないのか、と探ったら、200万あれば家をオフグリッドにできることがわかり、車一台買うくらいでしょ、と試しに実践。やってみたらすごく楽しかった!
http://greenz.jp/2015/05/01/wataden_sato/

千葉県の焙煎屋さん「スローコーヒー」。ジブリが「原発の電気を使わないで映画をつくりたい」と表明したことに共感し、自分だったらコーヒーでやりたい、と実践(資金はクラウドファンディングで調達)。コーヒーは嗜好品なので「うまいなあ」という感覚が大事。太陽のエネルギーで作ったコーヒーは明らかにおいしい、気持ちがいい。
http://greenz.jp/2014/11/04/slow_ozawayosuke/

「軽トラオフグリッド号」。NPOが運営。軽トラの荷台にいろいろなオフグリッドの装置を積み込み、北関東を中心に回っている。電気エネルギーでビールを冷やしてみんなに飲んでもらう、など楽しみながら自然エネルギーを体験できる。
http://greenz.jp/2015/01/22/offgrid_harappa/

環境のこととかいろいろあるけど、とにかく太陽熱はおいしい、それが理由でソーラークッカーを使う料理研究家。
http://greenz.jp/2014/11/20/solarcooker_nishikawa/

大きな音楽フェスに音響を提供する会社が太陽光で電源をまかなう試みを実践。音を比べると、電力会社から送られてくる、送電時のノイズを拾った電気とそうでない電気の違いが如実に出る。プロも圧倒的に音がクリアで違う、という。「音が良いから」自然エネルギーを使う。
http://greenz.jp/2014/04/01/energydesign/

鎌倉のパッシブハウス。真夏でもひんやりしていて、真冬でも無暖房で人が来ると暖かくなる。自然と人が集まる。断熱材を4,5倍入れていて建築コストは高いけれど、工夫をたくさんしているので、結果的にそんなに高くない。
http://greenz.jp/2015/07/30/kamakura_passivehouse/

神奈川県の藤野で2011年に立ち上がった藤野電力が、50ワット(ノートパソコンと電球1個をまかなえるくらい)のパネルと電池を42800円でつくれるセットを開発。このワークショップを全国で実施。小さな試みが広がっている。藤野ではオフグリッドが普通になりつつある。
http://greenz.jp/2012/02/21/fujino_denryoku/
藤野では、みんなでエネルギーを使わず環境負荷を低くして、まちに経済危機が起きても、災害が起きても生きていける、つながりの豊かな、暮らしやすいまちをつくろう、という動きが花開いている。
地域通貨も展開し、移住者がそれで家財道具を調達し、代わりに自分のリソースを提供して交流している。みんなすごく楽しそう。
森部、マーケット部、糸つむぎ部、など、部活動も盛んで、その受け皿がある。

活かしあう関係性をデザインする
海外の事例では、アメリカ・ポートランドとイギリス・トットネスの事例をご紹介いただきました。

ポートランド・プラネットリペア研究所では、水位の差で水をキッチンに運び、その排水が庭の水やりになったり、廃品でキャットタワーを作ったり。エネルギーを使わない暮らし、環境負荷を下げ、コミュニティを育てることを学ぶことができる。
ホームレスのために、その人らしい家を学生たちほかと協働して作る取り組みがある。食べ物を自給できるように菜園をつくり、苗木を育てて売って収入をつくる。シャワーのためのプロパンガスが痛い出費なので、太陽熱でまかなえないか、試みるなど、コミュニティで、ホームレスの課題を解決する。
パーマカルチャーとは、いわば、活かしあう関係性のデザイン。一人一人がデザインしあえる方法論。それが息づいている。

藤野の元祖といえるイギリスのトットネスでは、地域経済活性化のために、まちの現状を調べたところ、食に関する支出の60%が大手スーパーに流れ、食料自給率が27%であることがわかった。そこで地産地消を推進し、学校で地域の食材を使い、地域のレストランを応援するマップをデザイナーがつくる、など、みんなで助け合いながら考えて活動した。それだけでなく、地域に起業家を増やし、おもしろい店を増やして、地元の材料で、地元の人を雇い、地元ならではの味を作り、誇りを持てるような商品を開発して売る、そんな存在が育っていかない限りは僕たちに未来はないんだ、と気づいて、フォーラムをやるようになった。使われなくなった建物を利用し、運営も持ち寄り。2年に1回、4人選ばれてプレゼン、入場料やおひねりがプレゼンターの収入になり、入場者が4人を支えるようにあらゆる協力をしていく。その4人は必ず成功し、次のフォーラムを支える。
食に関してだけでなく、まちが、気になるテーマの部活動をたちあげられる仕組みを持っている。

エネルギーはエネルギーだけでとらえると損をする。暮らしの中であまねく関係していて、いろいろなやり方がある。
これらはすごいプランナー、スーパーマンやスーパーウーマンがやったことではなくて、「家庭菜園のように」やった人が集まって話し合って続けた結果こうなった。それがすごい。
どんなことやってもエネルギーにつながっているし、自由に考えてもらっていい。一歩一歩、プロセスを楽しめばいい、自分の暮らしの中でできることをやってみればいい。


ワクワクする、楽しそうな事例や印象的な言葉をたくさんお聞きした後には、鈴木さんの提案により、参加者同士で感想を共有・意見交換する時間を設けました。3分の設定が10分ほどになる盛り上がりでした。聞いて終わりではなく、咀嚼し伝え、さらに、自分の生活にフィードバックさせる一歩へと、背中を押してもらったように感じました。


未来のかけらラボvol.10 トークセッション「家庭菜園のようにエネルギーを楽しむ暮らし」
開催概要はこちら

2017年3月23日(木)‐25日(土)

+クリエイティブゼミvol.23「公園と地域をつなぐ仕組みを考える」を開催しました。今回のゼミは3日間の集中ゼミで実施しました。これまでも公園をテーマにゼミを開催し、さまざまなアクションを行ってきました。生まれたアイデアを継続的に展開していくための仕組みづくりの必要性を感じ、公園と地域をつなぐ仕組み、つなぎのデザインを考えていきました。


はじめに参加したゼミ生の自己紹介を行いました。参加動機、公園の思い出、公園についてのリサーチ報告を行いました。「子どもの頃はよく公園で遊んでいたが、今はほとんど行っていない」、「子どもができて公園に行くようになった」、「昔は毎日のように公園で友達とサッカーをしていた」、「公園にある健康器具が最近気になっている」、など様々な思い出や気づきが語られました。
参加者の思い出やリサーチのキーワードから、「公園のあり方を考えるチーム」「公園の周辺から仕組みを考えるチーム」「公園の利用について考えるチーム」「公園の運営、つなぎ手を考えるチーム」に分かれました。


講師の永田から、地域を考えていく際にアドバイスとして地域豊穣化における「風・水・土」、チームでの進め方について話をしました。
「風の人」は外から種を運び、地域に刺激を与える存在。「水の人」は、その種に水をやり続ける、中間支援的な存在。「土の人」は、その土地に根を張り、活動し続ける存在。その中で我々は良い種を作れるように考えていきます。その種は不完全でなければいけません。余地を残すことで、地域の人などの関わりを作れるようにします。またチーム内で進めていく中では、シナジー効果を生むことも大切です。互いの違いを認め、尊重すること、さらに信頼と協力があることでより高い効果が得られます。


グループワーク開始から各チーム議論が盛り上がっていました。持ち寄ったリサーチの情報を共有し、付箋をたくさん使いながら、それぞれの問題意識や気づきを書き出し、チーム内での方向性を考えていきました。各チームリサーチ共有では、近所の公園を見に行って感じたことや、最近人気の公園情報、周りの人の公園の活用術など様々でした。3日目の発表前の時間直前まで、アイデアを考え、白熱したディスカッションが行われていました。発表は、各チーム5分で行いました。


Aチーム
公園のあり方をテーマに進めていきました。今使われている公園は、公園に行く明確な目的を持った人が来るので、利用したい人に限定されているのではないか。そこで私たちは、どうすれば公園に行く意思のない人にも公園に足を運んでもらうことができるかを考えました。
コンセプトは、エリアを楽しむ基地としての公園で、「PARK DAY(公園の日)」を設けることを提案します。
単体として存在している公園を複数つないでいく仕組みを考えました。公園と公園の間にあるエリアの観光スポットや地元の人しか知らない場所、発掘されていない場所に寄り道を楽しみながら別の公園に行きます。周回できるようなイメージです。変わった自転車(複数人で乗るものなど)で公園間を移動できたり、「PARK DSY」限定のスタンプラリーなども考えました。
このモデルは公園だけでなく、周りのエリアの活性化も一緒に行っていきます。

フィードバック
・1つの公園ではなく、複数の公園をエリアで見て考えることはとても重要だと思いました。
・街区公園も大規模な公園もネットワーキングが大切だと思います。
・個々の活動を意外と知らないことが多く、公園で行われる活動の情報共有ができれば、連携などいろいろ可能性があるのではないか。


Bチーム
メンバーはみんな20代という若者チームです。若者が公園で思い思いに過ごすにはどうしたらいいのかを考えていきました。普段私たちは、公園でジュースを飲んだり、友達と話しをしたり、メールの返信などをしています。公園をあまり利用しない若者が公園を使うには何が必要か。人と会う、話す、座る、楽しいことができる仕組みが必要であると考えました。
家ではできないことができて、SNSに夢中な年代が話題にしたいことがあって、あまり人目を気にすることもなく、ある程度ざわざわした雑音がある空間であってほしいと意見ができました。
アイデア①:黒ひげ椅子
公園内にある複数の椅子のうち、適当な場所に3人が座ると、中央にある灯りがつくという、他人と偶然を共有する仕組みです。
アイデア②:夢を語る掲示板
いろいろなメッセージや夢を自由に書くことができる掲示板です。ある一定期間で消されるます。
アイデア③:ゴミ回収で公園が良くなる
空き缶などのごみ回収をすることで、それを資金に公園の設備が良くなっていく仕組みです。

フードバック
・私も黒ひげ椅子に座ってみたいと思いました。
・SNS時代に掲示板というアイデアが出るのが面白いです。
・公園の椅子はどこも一緒なので、高級感のある椅子や壁と一体の椅子などいろいろ意見があります。
・掲示板だけでなく落書きのできる壁なども面白いと思います。
・どこかで公園を好きにプロデュースしていいプロジェクトがあってもいいと思います。


Cチーム
公園の課題から話し合い、遊具の使い方や怪我や事故のトラブルなどの意見がありました。また、生きた公園、死んだ公園があるとチーム内で意見が出ました。そこには公園の周辺の人たちや自治会のモチベーションなどが影響しているのではないかと考えました。
公園の役割には、コミュニティ、防災、健康、遊び、学習などがあります。公園の使い方を知っているようで、」あまり知らいのではないか。特に子どもは学校なので、校庭以外の遊具などの使い方を知る機会はないので、公園ドクターと呼ばれる専門家が、各学校や地域を回り、遊具の使い方や怪我や事故が起こらないようにする指導できると良いと思いました。

フィードバック
・現状、何か公園でする際は、自治会長の承認を得ているので、自治会長の意識改革ができると面白いと思います。
・研修会を開いてどれだけの参加者がいるか不明だが、移行期でもあると思うので、このような仕組みが機能するといいと思います。
・マンションでは自治会の役割がまわってくるが、自治会長があまり頑張りすぎないことを住民は願っている雰囲気があります。自治会長が頑張るというよりも、サポートする中間的な仕組みがあるといいと思います。


Dチーム
公園の運営を切り口に「公園を取り戻せ!」をキーワードに考えました。公園の利用は、「働いていて、なかなか公園を利用しない人」、「良く公園を使っている子どもやお母さん、高齢者」、「公園を使いたいけど使い方がわからない人」、の3つに分かれました。現状、良く公園を利用している人たちが使い続けていくこと、公園の使い方が分からない人たちが使っていく仕組みの2つを考えていきました。
「おじさん2.0」
公園が公園であり続けるためには、公園を管理するおじさん、掃除をしている人の可能性に着目し、多様性を生みたいと考えました。公園の管理するおじさんをもっと素敵に、憧れの存在にするためのスキルアップ講座やディズニーランドのキャストの技術を学ぶ、おしゃれな作業着や掃除道具などのアイテムを工夫などアイデアがでました。
「Park meet ○○」
公園を使いたいけど使えない、どうしていいのか分からない人に対して、アクティビティのマッチングを行い、たくさんのアクティビティメニュー(0円コンテンツなども)を紹介する仕組みです。地域外の人に役割をつくるようなマッチングサイトをつくり、新しく公園の可能性に気付いてもらうことが目的です。

フィードバック
・公園を管理する人へのトレーニングは面白いです。
・神戸市で公園を管理する人は、緑化ボランティア(地域のボランティア)、ボランティア(誰か知らない)、業者さん(神戸市から委託を受けた)がいます。
・一番きれいな公園と感じるのは、地域の方が管理しているところが多いです。
・人や物をシェアする仕組みは面白い、このようなことができると街区公園が変わる可能性があるのではないでしょうか。


総評|永田
強い種をつくること、それをシェア知る仕組みの重要性を感じました。また運営する人の意識を変えることで、新しい担い手につながる可能性があると思います。
今回のアイデアは、引き続き神戸市産とも相談しながら、もっと深めいていく機会なども設けたいと思います。やらなければいけないという使命感も感じています。

3日間集中ゼミという新しい試みでしたが、でどんどん議論が進んでいる様子でした。これからも様々な手法を取り入れ、これからの公園の未来を考えていければと思います。今後も公園ゼミにご注目ください。

170325_cz_kc_15


+クリエイティブゼミvol.23「公園と地域をつなぐ仕組みを考える。」開催概要はこちら

2016年12月16日(金)

未来のかけらラボvol.9 トークセッション「エリアリノベーションとは何かー「都市計画」でも「まちづくり」でもない新たなエリア形成の手法」を開催しました。

ゲストは、近著に『エリアリノベーション:変化の構造とローカライズ』がある馬場正尊(Open A代表/東北芸術工科大学教授/建築家)さんです。

SONY DSC

馬場さんとモデレーターの芹沢高志(KIITOセンター長)は旧知の仲。馬場さんが『エリアリノベーション』で的確に抽出されていた現在の動向や、著作の中で示される「計画的都市から工作的都市へ」という新しい概念が、都市計画の考え方の変化ということだけに限らない、広範な分野にヒントが与えられるようなことではないか、との芹沢の思いから、今回お招きしました。

前半では、馬場さんが、何に影響を受け、わくわくしてきたか、時代の終わりや変化の兆しをどこで感じて、どんな行動をして来たか。その実践を通して、それらが「工作的都市」という概念として整理し、言語化したものにいかにつながっていたかのお話しを、豊富な事例やスライドを参照しながらお聞きしました。


後半は、二人の対話です。「計画的」→「工作的」につながる考え方として、生物に習い、プラグマティズム(実用主義)を肯定的にとらえるのが良いのではないか、という話題になりました。
例えばバクテリアは繊毛で食べ物の濃度を測り、濃くなれば直進し、変わらないか薄くなれば角度を変える。これを繰り返すと必ず食べ物に行きつく。方向の確認を一定時間ごとに行う。やばいと思ったら方向を変える。この方法が良いんじゃないか、最近アートプロジェクトという言葉もよく使われるが、プロジェクトという概念は、ミッションを掲げて、その実現のために、コンマ一秒前になにを実現させるべきか、未来のその1点から、ピラミッド式にタスクの三角形ができてしまう。そうすると、より良いところに向かおうと思っているのに、結局、その計画した未来にがんじがらめになって、タスクの山に囲まれ、今現在がいきいきしてこない。しかも計画者側になると、実現しなきゃならないから、実現の過程で起こる、環境からの自然な反応を邪魔者扱いして、何も起こらない世界を作ろうとしてしまう。アートプロジェクトやデザインといった「問題解決」するはずの「計画」に悶々としてしまう。そこで、アーティストという問題発見、あるいは問題を起こす存在と出会う。アートとデザインの、同じところに行こうとしているけれど逆のベクトルを持つものが相殺されない方法を考えていたが、馬場さんの言葉や視点が、そこを言い当ててくれた、と芹沢は言います。
馬場さんは、おそらく自分は、本とかウェブサイトをそのセンサーにしている、本を書き読まれた反応を感じて、次走る方向を考えていく、を繰り返している感じかもしれない、情報は発生するところにしか集まらないから、自分が発生する主体になって、その反射に乗って、自分を動かしていく、バクテリアの法則と概念的には近い感覚。いちばん必然的なところに自分がいられる感じ、と応答します。


分野が違うところで見えてきている「工作的」な変化の話にもなりました。たとえば出版の世界。
本を出すなんて、昔は相当資本がないとできなかったことだが、取次のシステムや資金集めの方法が多様化して、近代のシステムに頼らなくても、個人レベルで作って、小さな渦を生むことができるようになった。考えてみると、出版する本であっても、建築等専門分野のもので作られる初版の部数くらいだったら、流通システムをすっ飛ばして、欲しい人に直接渡していくことも非現実的ではない感覚になってきている。そう考えると、本の形や印刷の方法が、いっきに自由になる。
本でも、まちでも、エネルギーでも、同時多発的に、大きなシステムを介在しなくても、個人で出来るかもしれない可能性が広がっていて、小さいサイズでネットワークを組むことで、できる時代が来つつあるんじゃないか。大きな枠組みから飛び出る何かが垣間見える思いがする。『エリアリノベーション』で取材したエリアには、資本主義的な欲望の先にある風景ではない、何か新しい表現がある感じがした、と馬場さんは話されていました。

全体を通して、本の内容にはあまり触れず、雑誌『A』の編集、事務所「Open A」やR不動産の立ち上げ、書籍の執筆など、さまざまな仕事を振り返りながら、馬場さんが本というかたちで言語化するまでの思考や過程を聞き、この概念をもっと広くとらえて、今とこの先のことも含めて、自分たちの社会をどう捉えて行動するか、をともに考えるような時間になりました。



未来のかけらラボvol.9 トークセッション「エリアリノベーションとは何かー「都市計画」でも「まちづくり」でもない新たなエリア形成の手法」
開催概要はこちら

2016年11月23日(水・祝)

全5回の短期集中型ゼミとしてスタートした今回の道路ゼミ。今回が最終発表会となりました。
講評には、講師の永田、西尾京介さんに加え、神戸市建設局道路部の方々にもお越しいただきました。
それぞれのチームから、個性的なアイデアが提案されました。

-
①みなとのもり公園案内チーム
対象道路を「みなとのもり公園の参道」として、道路と公園を一体化する提案。
一体化するための仕掛けとして、3つの取り組みを展開する。
-
1)イベント等の企画
みなとのもり公園ではすでにいくつかのイベントがおこなわれているので、道路へと広げながら、非日常的なイベントから普段の日常的な取り組みまで、段階的な仕掛けを企画。
年に2回のイベントとして、みなとのもり公園では年に2回、夏と冬にインラインスケートの大会がおこなわれているため、大会に合わせて対象道路を歩行者天国にし、周辺の飲食店とタイアップしながら道路上にコースの設置、ウォームアップの場所の提供、前夜祭の開催、体験ミニスクールなどを企画。
毎月おこなうイベントとして、みなとのもり公園でおこなわれているスポーツなどを知ってもらうためのイベントを企画。
毎週おこなうイベントとしても、スポーツに関連するショップなどに声をかけ、グッズ等に関する出張相談などをおこなう。
日常的な取り組みとして、周辺で働いている人や住民に対して、日替わりで昼食時間にキッチンカーを要請し、可動式のテーブルやイスなどを設置して対象道路を開放する。
-
2)道路の緑化計画
道路に設置された植栽を華やかにする活動を、みなとのもり公園で活動されている団体(森づくりなど)の方々と一緒におこなっていく。景観への取り組みとして、緑を感じてみなとのもり公園との一体感を生み出す。
-
3)案内サイン計画
既存の地下配線盤を活用した案内サインの制作。みなとのもり公園はもともと防災公園なので、こうした内容もサインに盛り込み、イメージの共有のために道路に愛称をつける。
-
みなとのもり公園と対象道路を一体的に利用することで、道路を利用する人が増え、これまで公園に関係していなかった人とも関わりが生まれ、道路ににぎわいをつくりつつ、周辺店舗にも利益ができるように仕掛けを行う。

講評|
永田
みなとのもり公園の参道にするというコンセプトが明快でよい。もっと深掘りして、公園でおこなうことが道路にはみ出したときのメリットや、自分たちの場所として使いこなすための仕組みがあることが重要なのでは。

西尾
みなとのもりと一体化するという大きなテーマを設けているため、いろんな人たちがいろんな関わりができるような仕組みだと思うので、これをもとにいろいろと考えが生まれればいい。

神戸市道路部
参道というアイデアはおもしろい。参道にするのであれば、誘導やアプローチをしっかりする必要があって、その点でもサイン計画などの提案がありよかった。継続的なイベントでなにをしてどのような人をどのように巻き込むかという仕組みが重要。これまで関係をもてていなかった人まで巻き込むことができる可能性について考えさせられた。


-
②周辺住民対象チーム
周辺住民に対しての道路の利活用の提案。対象道路にはマンションが立ち並んでいるにも関わらず、住民の気配が感じられない。
そこで「外の家」をテーマに、住民が道路を使いたいと思えるような仕掛けを提案。家の中だけではできないことを道路にはみ出して、まち全体をシェアするような感覚を生み出す。
仕掛けとして、道路上に長い「みんなのつくえ」を設置する。机を置くだけで、使い方を利用者に委ねて、さまざまな利用のしかたを誘発させる。
机があることで拠り所になって、それぞれがなにかを持ち寄って、それぞれの居場所を作り出す。外だからできること、ひとりでもできること、みんなでできることをそれぞれの意思で生み出せる。

講評|
永田
住民と道との関係を考えたチーム。自分の場所を机をきっかけに生み出す仕掛けはおもしろい。アクションプランとして実施するうえで、机があることでどのような活用がされるかなどを社会実験的におこなってみるとよいのでは。検証を重ねることで、机以外にも必要なものが見えてくるかもしれない。そうしたバリエーションがあらわれるとより現実的。

福田
なるほどそうきたか、という感じ。提案の芯にあるものが的を得ていると思う。公共空間をみんなのものとして取り扱ううえで、どのような装置によって公共空間の中に個人の居場所を生み出していくかを、さまざまなところで試行錯誤している。イスはいろいろなところで提案されているが、机の提案は少ない。机がないとできないことはたくさんあるので、そこには可能性があると思う。提案のテーマ性を保持しながら、現実化する段階で机の設えを検討して、その他の機能も提案に抱き合わせられればよりおもしろいのでは。

神戸市道路部
日本人の外と中を明確に分ける考え方に対して、公共空間を活用するためのきっかけとしての机という提案は、机でおこなわれる活用方法の検証ができれば、よりおもしろい展開になるのではと感じた。


-
③路上魅力創出チーム
アートを絡めた路上の魅力を生み出す提案。
-
1)実験的なイベントの計画
普段生活しているなかで、道路に充電ができれば、ミーティングできれば、他人の視線が気にならなければ、大型モニターでみんなと試合観戦ができれば、などのあったらいいなという日常的な活用法に対して、実験的なイベントを一度開催してみて、今後につなげていくための足掛かりにする。
-
2)街路樹へのアプローチ
街路樹とアートを掛け合わせて、街路樹そのものをあかりにする計画。道路上がアートで彩られると、鑑賞する人にとって邪魔に感じられるので、結果的に路上駐輪が減るのでは。昼間はトリックアートを設置して道路の魅力向上に。
-
3)神社とのタイアップ
道路沿いにある神社を活用。すでに神社発信で神輿などの催しがされているので、抱き合わせるかたちで境内に喫茶スペースを設けたり、おみくじをカラフルにすることで結びつけた風景を彩ったり、おしゃれなお守りをつくったりなど、神社を道路の名所として活用できないか。
-
4)その他アートを用いた仕掛け
交差点に絵を描く、電灯にハンモックをかける、上部に屋根をかける、など。
チャレンジできる雰囲気のある道路なので、さまざまなチャレンジを仕掛けて、道路の魅力を生み出すきっかけになれば。

講評|
永田
道路になにをプラスすればよいかという視点。楽しく関われるということが重要。アートをプラスするという視点は、デザイン都市・神戸での取り組みとしてインパクトを持って仕掛けを展開させるためにも必要。道路に追加する装置を統一感をもったうえでつくれると、いろいろな人が楽しく道路に関わることができるのでは。

西尾
楽しもうとする意識は必要なこと。それが人の目に入ったときの効果として大きい。神社や街路樹など、現状すでにある具体的なものを素材として扱おうという意識も、ここにしかないものを活かすためには必要。全体のテーマ設定が明確なことは、人に伝えること、その後の提案の継続性に関わるので設定したい。自分の感覚だけでなく、誰がどのように幸せになるか、対象の設定も重要。

神戸市道路部
地域にある資源を有効活用することは重要だと感じた。いかに実現させるかということを考えると、制作の過程で地域住民や道路の利用者を巻き込むことができればよりよい提案になるのでは。


-

総評
永田
道路に対してどのように人を関わらせるかというつなぎの機能を考えているという点では共通しているので、それぞれのアイデアから種が見えてきた。協議を進めながらトライアルができればいいなと思う。それぞれのアイデアには課題はあるが、最終的に楽しいプロセスの中でプランが実現に近づけられれば。

-

全5回の道路ゼミは今回で終了ですが、今回の提案がよい形で進展するよう、調整を続けていきたいと思います。ひきつづきご注目ください!

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」
ゼミの開催概要はこちら

2016年11月19日(土)
2016年11月22日(火)


早くも終盤戦。+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」第3回、第4回を行いました。

全5回の今回のゼミ。第3回と第4回のゼミでは、それぞれのチームに分かれてディスカッションを行いました。


第3回の冒頭、KIITO事務局から、道路の利活用に関連した事例を紹介しました。
その後、前回行ったフィールドワークでの情報を整理しながら、自分たちのチームが掲げたテーマに関して議論を広げました。
議論の最中にも、アクションプランの方向性などを確認するため、何度か対象道路へのリサーチにも出かけました。
以下、各チームの議論の内容です。


①みなとのもり公園案内チーム
・みなとのもり公園ではガーデニングやどんぐりの木の植樹などの活動が行われていて、そうした団体と協力しながら、対象道路をみなとのもり公園の入り口として緑化していく計画。
・現状なにも植えられていない花壇が歩道に多く設置されていて、これも活用できれば。
・対象道路を通ってどこに行けるかが現状わからないので、わかりやすいサインの計画ができればよいのでは。

②周辺住民対象チーム
・「外の家」をテーマに、普段家の中だけでは味わえないもうひとつの居場所を提案。
・道路を留まる場所と捉えて、通行する以外の役割を考える。

路上駐輪解決チーム → 路上魅力創出チーム
・再度フィールドワークに出てみると、新しく改装された道路には路上駐輪はほとんどされておらず、ある程度解決はされていると感じた。
・道路そのものの魅力を底上げするようなイベントなどの仕組みを考えて、結果的に路上駐輪もしにくいような道路を目指す。
・対象道路周辺の商店なども巻き込んだ仕組みを作れれば。


次回はいよいよ最終回となる第5回。最終発表です!

-

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」
ゼミの開催概要はこちら

2016年11月13日(日)

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」第2回を行いました。

前日の第1回では、講師の副センター長永田からのKIITOゼミ心得、神戸市さまからの道路利活用の現況報告、対象道路を含む地域のまちづくり協議会の方からのまちの歴史についての講演、そしてゲスト西尾さまからの道路活用事例や運営ノウハウについてのレクチャーと、盛りだくさんの1日となりました。
第1回のレポートはこちら

2日目となる今回は、実際に神戸の街に出て、フィールドワークを行いました。

まずは、ゲストの西尾京介さんから、フィールドワークを行うにあたってのポイントを教わりました。
ポイントは大きく3つ。

①環境の観察:場の環境を評価すること
②客観的に観察:どのような人がいるか、何をしているか観察すること
③主観的に観察:自ら利用者として場を感じること

これらのポイントに注意しながら、ふたつのチームに分かれて神戸の街を散策します。


まずは、今回のゼミの対象道路である「葺合(ふきあい)南54号線」を南下します。
ゼミ会場の小野八幡会議室は、葺合南54号線のちょうど真ん中ほどに位置しているので、フィールドワークの拠点には最適です。

葺合南54号線の南側は、最近できた高層マンションがいくつか立ち並び、現在も新しいマンションの建設が進んでいる一方で、貿易センタービルとサンボ―ホールのあいだにある公開空地では風が抜け、憩いの場となっている様子が伺えました。


南側の先端には、みなとのもり公園の入り口があります。
さまざまな人たちが思い思いの過ごし方をしている場所でありながら、定期的にイベントなども開催されている公園です。


つづいて対象道路を北上します。
途中、対象道路に電線がなく、地下電線を管理するための機器が納められたボックスが歩道のいたるところにあることに気づきました。立ちながらなにかをするには丁度良い高さのボックスなので、何かに活用できないかと話が盛り上がりました。

ほかにも、車道の路肩に駐車できるパーキングメーターがいくつもあったり、対象道路から山までの眺望があるなど、多くの発見がありました。



もう一点、対象道路を歩いていて気付いたことは、歩道にとめられたたくさんの自転車。
路上駐輪禁止の看板を出すなど対策はされていますが、景観上よくないのではとの意見もありました。


対象道路上でもっとも人通りの多いスターバックス前では、前日の拡幅した歩道の一部先行開放の効果もあり、ベンチに座る人々の姿を見ることができました。
実際にベンチに座ってみながら、どういう感覚か、どのような人が利用しているのか、さまざまなことを観察します。


次に、神戸市がこれまでに取り組んできた「KOBEパークレット」「三宮プラッツ」などの道路活用事例も見学に行きました。
当日、「三宮プラッツ」ではマーケットが開催されており、イベント開催時の様子も見学することができ、「KOBEパークレット」では利用されている方から直接声を伺うこともできました。


最後に、三宮センター街に設置されている「屋台プロジェクト」のベンチの見学や、対象道路の北端である三ノ宮駅前、東遊園地などを観察し、ゼミ会場へと戻りました。


会場に戻ってから、フィールドワークで感じたことを書き出して共有します。
どういうことを感じたか。なぜそう思ったか。どういう人がいたか。場所と感情を紐づけながら情報を共有しました。
ゼミ生からは、対象道路が北と南で性格が異なり、観光客や買い物客でにぎわう北側と、マンションが建ち住民の利用がありつつも静かな南側、それぞれの道路の活用法があるのではという意見や、みなとのもり公園への誘導の方法、放置自転車への道路の活用を介した解決ができないかなど、さまざまなアイデアが発表されました。


最終的に、ゲストの西尾さんにも情報を整理していただきながら、
①みなとのもり公園へのアクセスについて対象道路の魅力をプロモーションし、道路の活用につなげるチーム
②周辺住民に向けた対象道路を活用する上でのハード・ソフトを提案するチーム
③ゴミ・路上駐輪をハード・ソフトで解決を試みるチーム
の3つのチームに分かれ、提案を行うことになりました。

次回はそれぞれのチームにわかれてグループディスカッションを行い、アクションプランのアイデアを考えていきます。

-

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」
ゼミの開催概要はこちら

map

2016年11月12日(土)

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」を開講しました。

今年の2月に、1日限定のワークショップ「道路の未来を考える」を実施し、3つのテーマに分かれてアイデアを出し合いました。
今回は、その実践編として、現在歩道の拡幅工事が進んでいる実際の道路を対象として設定し、周辺環境や道路の特徴をリサーチして、既成概念にとらわれない新たなアクションプランを考えていきます。

初回のこの日は、課題発表と対象道路の現状についての報告を行い、周辺地域のまちづくり協議会の方からまちの歴史や現在の様子に関する講演、そしてゲストの西尾京介さんから道路活用についてのレクチャーをいただきました。

はじめに、本ゼミの講師である副センター長の永田より、KIITOのゼミの考え方、心構えについて、これまでにKIITOが実践してきたいくつかのプロジェクトの紹介を混じえながら説明を行いました。

ゼミを進める上で特に重要なこととして、
・地域豊醸化のための関わり方「風の人」「水の人」「土の人」の作法
・みんなが関わるための余白のつくり方「不完全プランニング」
・アイデアの種の質を上げる考え方「+クリエイティブ」
を挙げ、一つ一つ紹介していきました。

「風の人」としてのゼミ生が、いかに良い種を地域へと運ぶか、
・根元から考え直してみて
・既成概念にとらわれず
・広い視野で
・違う角度から
・情熱と愛情をもって
考える必要性について解説がありました。

IMG_5700

今回のゼミの特徴として、ゼミ生が少人数であることがあげられます。
だれがどのように道路に関わるのか。そんな課題に対して、少数精鋭で取り組みます。

次に、神戸市建設局道路部の担当の方から、神戸市がこれまでに道路に対して行ってきた取り組みや、対象道路の現状についてのご紹介をいただきました。
道の役割を「交通機能」と「空間機能」に整理しつつ、道路の新しい使い方として、
1, オープンカフェ(三宮中央通り歩道上)
2, ベンチの設置
3, ライトアップ
4, マルシェ(地下通路)
5, パークレット
などの取り組みを展開されてきました。
特に1,オープンカフェは、地元のまちづくり協議会との連携のなかで、協定を結びながら進めた取り組みです。
また、三宮周辺地区の「再整備基本構想」を受けて、自動車だけでなく、歩行者や自転車の視点から見た道路を考えるため、「活かす・つなぐ・守る」を三本柱として「みちづくりの指針」を策定し、道路のリデザインを推進されてきました。
道路のリデザインでは、交通機能の最適化と空間機能の向上によって、市民生活の豊かさを獲得するための取り組みを行い、そのなかのひとつとして、今回のゼミの対象道路である「葺合南54号線」の歩道拡幅工事が行われています。
道路に愛着を持ってもらうためには、ベンチに座ってもらうためには、ウォーターフロントまで足を運んでもらうためには、何が必要か。そうした課題に対して、今回のゼミはアクションプランを提案していきます。

IMG_5707

つづいて、対象道路を含む周辺地域のまちづくりを推進してきた三ノ宮南まちづくり協議会の山本俊貞さんより、周辺地域の歴史や現況についてご説明をいただきました。
戦後からの三宮の歴史として、駅舎の移動等により、現在の元町駅周辺から三宮駅周辺まで徐々に都心が東に移ってきており、三宮駅周辺のさらに東に位置する今回の三ノ宮南地区は、これからの都心として今後さらに発展が予想できる一方で、新しく流入する独り住まいの居住者が増加している地区でもあり、多様な都市機能をもった地域であることが伺えました。

IMG_5732

そして、今回のゼミのゲストである西尾京介さんより、道路の活用事例やその運営ノウハウなどをレクチャーいただきました。
冒頭、西尾さんと永田の恩師である鳴海邦碩先生の著書『都市の自由空間―街路から広がるまちづくり』をご紹介いただき、道が交通機能に占められるようになったのは100年ほど前からであり、それまではコミュニケーションの場であったことが示されました。
そのうえで、いま、国をはじめ全国の自治体で道路の利活用についての議論が進められており、自動車のためだけでない道路の活用のしかたについては世界中で議論されていると説明されました。
ニューヨークでは、もともと自動車のために整備された大きな道路を歩行者のための道路として再整備が進められるなど、時代によって変化するニーズに対応して、いまに合わせた方法をとる必要があると解説いただきました。

道路の活用には「イベント(非日常)的」な使われ方と「継続(日常)的」な使われ方にわかれ、どちらも重要ではありますが、今回は「継続(日常)的」な事例を、活用の分類ごとにいくつかご紹介いただきました。

○幅員の大きな歩道の活用
 札幌駅前通り「すわろうテラス」
 池袋「グリーン大通り」

○道路空間の再配分
 京都「四条通」
 神戸「KOBEパークレット」

○歩行者専用空間
 豊田「あそべるとよたプロジェクト」

○商店街のにぎわい創出
 小倉「魚町サンロード」

○生活道路のコミュニティ利用
 ベルギー「Leefstraten[リーフストラテン]」

などです。場所やスケールに応じた利活用の方法を取り入れる必要性が示されました。

さらに、西尾さんが実際に関わられたプロジェクトの事例として、松山の「大街道商店街」を取り上げ、展開された実証実験「PubL[パブル]」について解説をいただきました。「PubL」は、可動のイスやテーブル、ベンチ、プランターの植栽、スタンド型の照明器具など、移動しやすいツールを使用して自由に使える座り場を期間限定で設置し、定点観測と利用者への意向調査を実施したプロジェクトです。
市民のリビングをつくることを目指し、ものを売る前に人に集まってもらうことを考えてはじめられた「PubL」は、コストをかけずに簡単に再現ができるよう設計されています。
実証実験としてはじめられた「PubL」は、やってみることで思わぬ利用法が出てきたそうです。赤ちゃんを連れたお母さんが実は飲食店などにも入りにくく、ただ座れるところがあるだけでそこを利用して持ってきた食べ物を食べさせたり、小さな子どもや学生も自由に場所を使われていたそうです。
ふだん無機質なところも、簡単な操作で居心地がよくなって、そこに滞在することがきっかけで街を観察することが増え、魅力の発見につながります。

また、こうした道路の利活用の課題として、次の3つをあげられました。

①担い手
②コスト負担
③デザイン

①担い手は、エリアマネジメントによって調整するだけでなく、個々人のちょっとした負担の積み重ねによって仕組みをつくる必要性を説かれました。
②コストの負担は、広告や出展料だけでは無理が出てしまう可能性があるので、①と同様、負担を支え合う仕組みが必要であるとご説明されました。
③デザインは、人間にとって居心地のい空間を提供するために、その環境を評価する必要性を訴えられました。

IMG_5746

レクチャーの途中、サンフランシスコで行われているパークレットでは、停車帯を公共空間として管理している主体は歩道を挟んだ向かいの店舗であることが多く、個々の小さな貢献が集積することで、街全体の公共空間の創出に役立っていることが紹介されました。
日本ではあまり見られない、小さな貢献の集まりによる公共的な道路の利活用や仕組みを、今回のゼミで提案できればと、ゼミ生一同奮起しました。

最後に、永田より次回実施するフィールドワークに向けて、街を観察する際のポイントなどの簡単な解説のあと、ゼミ参加者の自己紹介を行って、初回のゼミは終了となりました。

次回は実際に街に飛び出して、対象道路や神戸市が行っている道路の活用事例などを対象にフィールドワークを行います。

IMG_5762

+クリエイティブゼミvol.22「道路の未来を考える2実践編」
ゼミの開催概要はこちら

2016年2月に開催した+クリエイティブワークショップ「道路の未来を考える」
ワークショップの開催概要はこちら
ワークショップの成果冊子はこちら(PDF)

-

ゼミ初回当日、対象道路である葺合南54号線では、拡幅した歩道の一部が完成し、先行して開放されたほか、三ノ宮南まちづくり協議会によるジャズイベントおよび三宮フラワーイーストプロジェクト会によるバルイベントが開催されました(詳細はこちら)。
ゼミの開講に先立って、イベントの視察を行いました。その際の様子の写真を以下に掲載いたします。




2016年8月7日(日)

昨年度開催した、+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」で生まれたアイデアを、対象公園のある地域で発表会を行いました。ゼミ開催中にも公園や地域の事を教えていただいた方から、「ぜひ地域のみんなのも、皆さんの考えたアイデアを聞いてもらいたい」とお話をいただき、実現しました。


会場には約50名の地域の方が来られ、関心の高さを感じました。まずはじめに、公園ゼミについてゼミマスターの永田から説明し、海外の公園事情についてもスライドを使い紹介しました。ゼミで協力いただいた、神戸市建設局の方から、神戸市の進める公園事業についてもお話しいただき、その後、3つの班のゼミ生からアイデア発表しました。いつもとは異なる環境に参加したゼミ生も少し緊張した様子でした。KIITOで発表した内容から少しブラッシュアップし、より分かりやすくスライド作り直しました。


ゼミ生の発表を聞いて、刺激を受けた地域の方からたくさんの質問がありました。アイデアに対する質問だけでなく、「こんなことができないか、あんなことも面白い」とさらにアイデアが膨らんでいる様子でした。参加したゼミ生も直接地域の方々から考えたアイデアに対し質問や感想を聞くことができ、とても貴重な体験でした。

「、+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」」開催概要はこちら

2016年7月19日(火)

最終発表まで残すところあと1回となった第9回目は、次回いよいよ最終発表を迎えるにあたり、プレゼンで押さえてもらいたいポイントについて、神戸市企画調整局からと、講師の永田から説明しました。

IMG_4899_s1 IMG_4921_s2


■プレゼンに向けて
・まちの資源の活用
まちの中にある資源の何に焦点をあてたのか、しっかりと説明をしてほしい。これまでまちに無かった新しいものを提案する場合にも、今ある資源を踏まえた上での提案であることを伝える。これまで重ねてきたリサーチの内容も共有してほしい。
・継続性
一度きりのイベントを企画するわけではないので、今回の提案がまちの中で継続し、つながっていくイメージを伝えてほしい。
・自分自身の関わり方
提案に対して、自分自身がどのような意識で関わっていくのかを明確にしてほしい。担い手として運営を考えているのか、アイデアを提案し、まちの中の人々を巻き込むイメージなのか、自分の立ち位置を考えた上での提案をしてほしい。
・伝え方
プレゼンは、聞き手の共感を呼ぶ方法で行うこと。提案にあった、ベストなプレゼン方法を選んでほしい。

IMG_4899_s1 IMG_4921_s2

最終発表でのポイントについての説明のあとは、グループディスカッションを行いました。各班、自分たちの提案のポイントを再度整理し、伝え方について意見交換が行われました。

次週8/2(火)に、いよいよ最終発表を迎えます。聴講も受け付けておりますので、ご希望の方は下記までご連絡ください。
school@kiito.jp

+クリエイティブゼミ vol.19 まちづくり編「神戸まちラボ CASE02 つなぐデザイン ~市街地西部地区(兵庫区南部・長田区南部)の豊醸化をめざして~」
ゼミの開催概要はこちら

ページの先頭へ戻る