2015/10/27
イベントレポート
1日目:2015年10月9日(金)
お気に入りだったけど、とっても好きだったけど、着ることが無くなってしまった服を、リメイクしてもう一度自分で着れるようにし、最後に自分で来てファッションショーにお披露目するというワークショップを開催しました。
1日目は、顔合わせと自己紹介を行いました。
今回の参加者は、60歳以上の女性4名。日頃からリメイクをし慣れている人もいれば、今回のワークショップでリメイクのスキルを身に付けたい人もいました。
各自持ってきたリメイクしたい服を出し、それぞれの服の思い出やリメイクしてどういう風に着たいかを話してもらいました。
ある参加者は、元小学校の先生で、当時入学式などに来ていたお気に入りのピンクのブラウスを、型パットが入って古い形になってしまった袖をどうにかして着れるようにしたいとのこと。他にも、親から譲り受けた着物の生地を使って、お出かけ用のワンピースをつくるという人もいました。
既に日頃からリメイクをしている参加者は、過去に自分でリメイクした服も持って来ており、それらを講師・他の参加者と一緒に来てみながら、リメイクの技を共有し合いました。
2~4日目:10月10日(土)、16日(金)、10月17日(土)
各自リメイク作業。会場に来て作業をする人もいれば、自宅で作業を進める人もいました。
まずはつくりたい服のかたちの型紙をつくるところからはじめた。つくる工程では、講師からリメイクに必要な道具の紹介もあり、参加者が次回までに新たに道具を揃えている場面も見受けられました。
服のサイズなどは、講師からのアドバイスもあり、今後身体の動きが鈍くなった時でも着やすい工夫がなされていました。
ある参加者は、古い男性着物用の総絞りの帯を、チュニックにリメイクしました。あえて絞りをアイロンで伸ばし、絞りでない端の部分を襟に使うなど、作業が進むにつれてアイディアも色々と思い浮かんでいる様子でした。途中で何回か試着をして、首回りや袖周りの大きさの確認、身丈の調整等を行いました。
参加者は、つくる中でリメイクのスキルを身に付けることはもちろんですが、つくることによるおしゃれに対する気持ちの高まりや、できた服を着て誰かに見せたいという、気持ちがだんだんと外へ向いていくように感じました。
さあ、各自どんな服にリメイクしたかは、「ライフ・イズ・クリエイティブファッションショー2015」でお披露目です!
LIFE IS CREATIVE展 恋愛ラボ「おしゃれ着リメイクワークショップ」
http://kiito.jp/schedule/workshop/article/14178/
LIFE IS CREATIVE展 「ライフ・イズ・クリエイティブファッションショー2015」
http://kiito.jp/schedule/event/article/14696/
LIFE IS CREATIVE展 高齢社会における、人生のつくり方。
http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/13681/