2015/12/22
イベントレポート
2015年12月15日(火)
第5回公園ゼミを開催しました。次週の中間発表に向け、時間いっぱいまで各班、熱い議論が繰り広げられていました。
A班
現状の公園の暗い、怖いといったイメージを、現在活動している方々が目指している、明るく安心な場所へ変えていくことを後押していきたいと考えている。木々を切るなど公園の整備を行う中で、その切った木材を小学校などの図工などで活用し、さらにできた作品を公園内に展示するなどのサイクルを作れないだろうか。作品は動物など森の生き物を題材に制作し、公園内や林道に設置することで、公園に来られた方が発見する楽しさも生まれる。公園に人の手が入っていることが目に見えることで、より安心感が増す。自分たちの居場所づくりや小学校との連携などをさらに検討していきたい。
B班
対象公園の一番の魅力は森だと思う。森づくりをテーマに議論を進めた。公園管理と普段の公園の居心地の良さの両立も重要。公園管理に参加することで、公園への愛着も生まれると思う。木を切る作業もより楽しくできる仕組みを考えている。例えば、チェーンソー体験など、普段なかなかできない体験を行い、切った木材でベンチやイスなど公園の備品を制作しても面白いと思う。また、切った木材を薪にして、ご飯を炊くなどの展開も検討中。身近に自然を感じられる公園として、森の魅力を活用できるアイデアを引き続き考えていく。
C班
人の健康もあるが、公園を健康にしたいと考えてる。公園の健康とは、活気があり、、賑わいがあること。公園の稼働率も上げていきたい。議論の中で出てきたアイデアは、木こりワークショップを実施し、木こりの作業を体験、切った木々を使い森にいる野鳥のために巣箱を作る、公園内には座るところも少ないので、ベンチなども作れたらいいと考えている。稼働率の増加として、森の中での音楽祭、夜に時間の活用として、森の中での映画鑑賞なども面白いと思う。イベントタイトルなどもより魅力的な言葉にすることで、若い世代の参加増加につながるのではないか。
次回は、年内最後のゼミで、中間発表になります。各班の方向性、現段階でのアイデアを発表し、対象の公園を管理されている方や神戸市建設局の方に講評していただきます。
+クリエイティブゼミ vol.18 まちづくり編 これからの公園のあり方について考える part.2「公園×健康」
http://kiito.jp/schedule/seminar/article/14882/