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2013/6/23

イベントレポート

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編 第7回レポート

2013年6月18日(火) 

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第7回目のゼミは、各チームグループワークを行いました。
前回の中間発表での内容と、講師や神戸市こども家庭局の方から頂いたアドバイスをもとに、ターゲットの見直しやアイデアの練り直し、アウトプットのイメージなどを話し合いました。

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ゼミの時間内は、各チームのグループワークを講師の永田が回り、それぞれに対してアドバイスをしていくという形式で進めました。
各チームの進捗報告は、以下になります。

●Aチーム
○移動式カフェ
・移動式カフェのSTATION案(生活動線に沿って) ・移動式カフェの貸し出し案(制服やポスターなど) ・移動式カフェで提供するのは何にするのか。(100円サイズのケーキ、紅茶、コーヒー)
→または母親の負担を減らすように「一食浮かす」案=ビュッフェ形式?
・カフェと何かコラボすることはできないのか?
 →読みきかせやメイクアップ教室など(EX.垂水で実際に行われているチャイルドカット=母親や父親が子供の髪の毛の切り方を習うイベント)

○広場事業
・広場事業の事業内容がまだ把握できていない。
 →「のびのび~」「いきいき~」「すくすく~」など名前が違うことが問題なのでは?これを1つの看板にまとめることはできないのか。やっている事業などは各地域に落とし込む形でできないか。
・広場事業をする上での軸は?
 →親の価値観は子供に影響するため、親が様々な価値観に触れることで間接的に子供の発育を支援する。
 →子供の発育の支援+母親の息抜き=家事が減らなくても来てくれるのではないか。 →他の団体とコラボレーション(EX.野菜の直売所など)
・広場事業…大きな広場と小さな広場では状況の違いがある。
 →大きな広場は人が来なくて困っている。 →小さな広場は人がそれなりに集まってくるので危機感がない。
・広場事業を運営している広場応援隊の存在(普段は民生委員や婦人会)
 →広場事業の提案をした際、もともとやっている人の想いも考慮しなければならない。支援している立場の人がきちんと集まるのか。
・支援者(広場事業を行っている人)同士の悩みもあるのではないか=広場SNS? ・ロゴを作る…一つの軸(事業)からどこまで広げることが出来るのか。 ・不完全プランニング…地域に落としこめるプランニング(核が非常に魅力的) ・広場事業を徹底してリサーチする=このような事業をされている方は非常に忙しい。この人たちを助けられるような提案はできないのか。(EX. NPOと広場事業をしている人をつながることはできないのか)
→NPO=もっとお母さんを支援したい  広場事業者=後継人欲しい、人手が足りない
  この2つのニーズがもしマッチングできれば、支援している人を支援する形になる。
・自分たちは何を対象にして、何を支援するのかもう一度しっかり考える必要がある。
・広場事業の分析…地域、場所、どういう目的なのか、担っている人に何が問題かを聞く。
 →そして、モデルケースを一つ作る(場所を繋ぐ)=広場事業の中でもうまくいっているところとそうでないところの比較。(EX.ぴっぴ(保育所:神戸市西区)
・ちょっとしたことを知らない、何に気付いていないのか、きちんと振り返ることが大切

●Bチーム
様々な企業や、商業施設が行っている育児支援システムの事例をあげ、それを参考に話を進めました。その中で、話が盛り上がったのが、可視化させたり、循環型のように寄付した側も参加しているように感じられるような寄付のシステムを考え、そして集まった資金で、商業施設などに育児支援できる場を作れたらいいのではないかという話題です。次回からは面白い寄付のシステムや、どのような場所で行うかなど、具体的に考えていきたいです。

●Cチーム
今回のゼミでは主に前回のゼミでの発表内容をどのように実現に向けてブラッシュアップしていくかという話をしました。講師より「提案を単発のイベントとして終わらしてしまうのではなく、パッケージ化できるような仕組みを考えてはどうか?」というヒントをいただき、その方向で企画を進めることにしました。進めるにあたっての課題として、地域の様々なスポットを親子で取材して地域新聞をつくるという本企画は集客力が弱いことが挙げられます。また、企画の内容をパッケージ化するために写真を利用し、どの地域でも、誰でも利用できるようにするには、まだ内容が詰め切れていないという課題もあります。この2点の課題を残りのゼミで解決し、企画を行っていければと思います。

●Dチーム
前回の中間発表で、親子で花を育て公園の緑化や花の祭典参加などで社会貢献する(give&take)という案を発表しました。それに対し、1、社会課題が不明確、2、花を育てる過程を工夫すればより地域を巻き込める、3、子育て世代に花を育てる余裕はあるのか、といったご意見を頂きました。
またリサーチが不十分であったため、実際の声の聞き取り調査や社会資源を調べ、整理し直しました。
1、の社会課題としては、今迄無関係であった地域にいきなり出て行くことは難しい、社会から孤立し易い、ということから、give&takeにて助け合うことで関係性を築ければと考えました。
2、の花育成過程の工夫については、育て方を緑化を通じてコミュニティ形成を進める団体やシルバー世代に教えてもらう、できた種を先輩ママから後輩ママへ授与する、種貯金で他の地域へ寄付、などで関係を築くことを考えました。まだ検討中です。
3、については、花を育てる余裕はあるが、そこに対価があれば尚取り組み意欲が増すだろうと意見を聞きました。ここにも工夫が必要です。
これらを踏まえ、次回はそれぞれが具体的なプランを持ち寄ります。

●Eチーム

最後に講師の永田から、全てのチームへ、中間発表を終え、アイデアを膨らませる段階は過ぎたので、これからは、各チームの提案に対して肉付けするようなリサーチを行い、企画の内容を深めていく必要があるとアドバイスしました。

次回のゼミは、6月25日(火)19:15~ @3F303です。
聴講をご希望の方は、お問い合わせフォームより、+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト 聴講希望の旨をご希望の日時と併せてご連絡ください。

+クリエイティブゼミ vol.4 子育て支援編「子育て支援」パワーアッププロジェクト
開催概要はこちら http://kiito.jp/schedule/seminar/article/2340/