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2025/1/4

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ シェフチーム2班ワークショップ レポート

ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。2班は北野にあるイタリア料理のお店「アランチェート」の奥本浩史シェフより、アマトリチャーナ(トマトのパスタ)の作り方を学びました。

8/5月:1日目
シェフのお店に到着後、まずは今回作る料理の説明をシェフから教わります。アマトリチャーナはイタリアのアマトリーチェ村で生まれた郷土料理です。雪の多い地域で、家に常備されている食材で作られたことが由来とされています。パンチェッタ(豚肉を塩漬けにしたもの)、チーズ、にんにく、トマトなど材料はとてもシンプルで、素材の良さを引き出す料理が多いイタリアで親しまれていることがよくわかる料理です。また、アマトリチャーナは、過去のちびっこうべでも何度も作られている子どもにも大人気のメニューです。はじめてのお店で緊張の中、シェフからの説明をみんなで真剣に聞きました。説明の後は、実際に厨房にて調理をはじめます。

 

 

 

今回使う材料をシェフから紹介してもらいます。調理台の上にはいろんなチーズやパスタ、パンチェッタやベーコンがたくさん!どんな味や特徴の違いがあるでしょうか?実際に食べて確認してみました。材料の紹介の後は、一人半玉、玉ねぎの薄切りに挑戦しました。「上から下に押すのではなく、手前から奥に、もしくは手前に引いて切ると切りやすいよ。焦らずゆっくり切りましょう」とのシェフからのアドバイスを元にカットします。みんな包丁を触ったことがあると言いつつも、緊張の面持ちです。その後は、トマト缶を缶切りであけ、種を取り除く作業です。見たことのない調理器具ばかり!どうやって使うのでしょう?みんなで考えながら、実際に使ってみます。材料の下準備が終わったところで、今回の作業はここまで。切った材料をシェフに調理していただき、アマトリチャーナが完成しました。次回のワークショップまでに、おうちでも作ってみてねと宿題が出ました。

 

 

 

(1日目撮影:KIITOスタッフ)

8/26月:2日目
暑い中、みんなで元気に坂道を上ってお店に向かいます。この日は、前回シェフが調理してくださった火を入れる工程をみんなで行います。まずはオリーブオイルでパンチェッタを炒めます。カリカリになるまで炒めることがポイント、とシェフ。フライパンに焦げ付いた油に旨味がたくさん含まれているため、しっかりこそぎ取ります。その後、たまねぎとニンニクをくわえて炒め、トマトソースを入れ煮込みます。同時に、パスタも茹で始めます。普段は使わない大きな鍋やフライパン。シェフにサポートしてもらいながら、一生懸命取り組みます。火の近くでの調理と最後にかけるチーズを削る作業はみんな怖かったようですが、だんだんと慣れてきて、ワイワイ楽しんで調理を行っていました。

 

 

 

シェフから調理を教わるのは今回が最後。本番はシェフがいないので、前回よりも、自分たちで調理をするということを意識して、ワークショップに取り組めているように感じました。最後、できあがったものはみんなでいただきます。とても美味しかったようで、何度もおかわり!おうちでもしっかり練習して、本番も美味しいアマトリチャーナを作れるように頑張ってくださいね!

 

 

 

 

(2日目撮影:坂下丈太郎

 ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて:https://kiito.jp/schedule/workshop/articles/68976/