2025/1/6
イベントレポート
「ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。「ちびっこうべ」は、子どもたちが社会の仕組みや仕事について楽しく学び、夢のまちをつくり・運営する体験型プログラムです。ユメミセワークショップでは、シェフ・建築家・デザイナーの3つの職業からなりたいものを選び、料理や建築、デザインについて学び、実践しながらお店をつくります。完成したお店は10月にオープンする夢のまちの中でお披露目し、ワークショップに参加した子どもたちが実際にお店の運営を行います。
シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。
8/8木:1日目
5班のシェフは、神戸ポートアイランドにある自家焙煎コーヒー豆のお店「LADMADE」の上野真人さんです。メニューは「カフェオレとコーヒーサイダー」。5班はユメミセで唯一ドリンクを提供するお店です。お店はコーヒーの香ばしい香りが漂っています。5班のシェフチームのメンバーは全員コーヒーを飲んだことがあり、コーヒーが好きだというメンバーが半数以上!家族のためにコーヒーをよく淹れるというメンバーもいました。
まずは、コーヒーについて学びます。LANDMADEでは、品質もよく生産者の労働環境にも配慮した「スペシャルティコーヒー」というコーヒーを取り扱っています。子どもたちにもわかりやすいように「おいしくて社会がよくなるコーヒー」であることを教えてもらいます。流通についても学び、コーヒーを飲むまでにどのような工程があるのかを理解します。
座学が終わると、コーヒーの淹れ方やカフェオレ、コーヒーサイダーの作り方を学びます。コーヒーサイダーはコーヒーベースにサイダーを混ぜたものです。カフェオレもコーヒーサイダーも分量が大切。分量による味の違いについても感想を共有します。
最後はみんなで腕を組んで集合写真をとりました。次回は本番にむけてもう1日お店で学びます。
(1日目撮影:坂下丈太郎)
8/19月:2日目
お店でのワークショップ2日目です。2週間近く間が空いたので、前回学んだことの振り返りからはじめます。「スペシャルティコーヒーってなんだった?」という質問に、「おいしくて社会がよくなるコーヒー!」という元気な回答が。もっと知りたいと思ったことをメモして持ってきている子もいました。
この日は実践がメインで、カフェオレベースをつくる際のコーヒーのドリップの仕方や、あらためてカフェオレベースとミルク、サイダーの割合はどれくらいがおいしいかを吟味しました。
本番はカフェオレとコーヒーサイダーを合わせて1日200杯程度販売するので、効率の良さも必要になります。この作業をしている間にこれをしよう!など、当日のオペレーションを考える声も聞こえてきました。
2回のワークショップを終え、次回はデザイナーチーム、建築家チームと合同で行う全体ワークショップの2回目です。それぞれ1回目のワークショップからどんなことを学んだか共有します。
(2日目撮影:KIITOスタッフ)