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2025/1/10

イベントレポート

ちびっこうべ2024 ユメミセワークショップ シェフチーム9班ワークショップ レポート

ちびっこうべ2024ユメミセシェフチームワークショップ」を開催しました。「ちびっこうべ」は、子どもたちが社会の仕組みや仕事について楽しく学び、夢のまちをつくり・運営する体験型プログラムです。ユメミセワークショップでは、シェフ・建築家・デザイナーの3つの職業からなりたいものを選び、料理や建築、デザインについて学び、実践しながらお店をつくります。完成したお店は10月にオープンする夢のまちの中でお披露目し、ワークショップに参加した子どもたちが実際にお店の運営を行います。

シェフチームは各班に分かれ、神戸の様々な料理店のシェフより、ユメミセで提供する料理の調理を学びます。1回目・2回目はシェフのお店の厨房でワークショップを行いました。

8/9金:1日目
9班の担当シェフは、地下鉄みなと元町駅の近くある洋菓子店「パティスリー モンプリュ」の林周平さんです。メニューは「マドレーヌのアイスクリーム添え」。アツアツのマドレーヌにひんやりと冷たいアイスクリームをトッピングした、熱いと冷たいのコンビネーションが特徴的なメニューです。お店に到着するとすぐに、大きな厨房に入り準備をはじめます。とても暑い日でしたが、洋菓子屋さんの厨房は材料を冷たい状態で保管しておく必要があるのでとても涼しく、子どもたちも驚いていました。

 

 

 

 

 

お菓子づくりは工程が多く、丁寧な計量が欠かせません。先ずは、林シェフのお手本をしっかりと観察し、その後実際に自分たちでもつくってみます。お菓子づくりに慣れている子が隣の子をフォローする姿も。みんなで協力しながら、この日は既に軽量されている材料を混ぜたり溶かしたりして、マドレーヌを完成させました。出来立てのマドレーヌをアイスクリームと一緒に食べながら、「おいしい」と笑みがこぼれていました。集合写真も良い笑顔です。2週間後にもう一度、お店でワークショップを行う際は、本番と同様に計量も自分たちで行います。

(1日目撮影:KIITOスタッフ)

8/23金:2日目
まずはマドレーヌづくりの復習から行いました。前回の指導を思い出しながら、林シェフの実演を確認します。今回までの間に、自宅で練習してきたメンバーもいました。おししくできたそうです。工程確認後、計量から行っていきました。粉や液体と材料もさまざまなので、計るのも大変です。本番でも計量から行うので、分量の感覚もしっかり身に着けていきます。サポーターさんも当日のサポートもあるので、どんなところが難しそうか、どんなサポートが必要かを考えながら見守ります。全体ワークショップや前回のワークショップを経て、メンバー同士も仲良くなっています。声を掛け合いながら協力する姿も多く見られました。混ぜた材料をマドレーヌの型に流し込み、オーブンで焼きます。焼きあがったマドレーヌにアイスクリームをのせて完成です。アツアツのマドレーヌと冷たいアイスがたまらないおいしさです。まちオープンの時には、人気商品になりそうですね。計量からと作業工程が多いですが、メンバーで力を合わせて頑張りましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

(2日目撮影:伊藤かおり)

ちびっこうべ2024ユメミセワークショップについて