3/15 Sat - 5/6 Tue
EXHIBITION
エディション・ノルトは、出版レーベルとして始動後、2010年より新潟に移住。協力者と共同生活をしながらオフィス用複合機で印刷するなどの実験的な試みを行ってきました。近年はデザインすることから、地域のコミュニティーやアーティストを本づくりへと媒介することに興味を持ち「共同でつくること」に取り組んでいます。
本展では、「共同でつくること」の実践の場、生み出す(生産する)場として、会場をファクトリー(工場)に見立て、会期中に変化し続ける展覧会を試みます。これまでの作品や、エディション・ノルトが企画して収集したアート・ブックのアーカイヴを展示するほか、公募によって集まった参加者とともに行うアート・ブック制作の様子をご覧いただきます。
会場は会期中、秋山自身の手によって空間が何度も組み換えられる予定です。展覧会タイトルの「Factory KIIIIITO(ファクトリー・キート)」は、施設名の愛称「KIITO」に「I」を足して、音の連続で継続する生産を想起させるようにしたものです。日々変わり続ける「Factory KIIIIITO」にぜひお越しください。
【関連イベント】
・1/26(日):チラシ公開制作(終了)
※会期中に関連イベントとして、ワークショップやイベント等を実施予定です。情報が決まりましたら、KIITOのウェブサイトやSNSで告知いたします。
【これまでの展示】
「エディション・ノルト│ファクトリーdddd:被包摂、絡合、派生物」フェーズ 1
京都dddギャラリー/京都/2023/Photo: Kiyotoshi Takashima
展示を工房(ファクトリー にする試み ) 。エディション・ノルトのブリコラージュ的本づくりの様子を伝える成果品がその工程から出た破片やヤレとともに展示された。会場ではいくつかの本づくりのプロジェクトが進行し、その機材で来場者もリソグラフや簡易製本を楽しむことができた。上記のアクティビティーの発展とともに、会場構成はフェーズ1から5まで変化した。会場内でオンラインのトーク・イベントも5回開催し、ウェブ・コンテンツ化された。
グラフィック・デザイナーの秋山伸と堤あやこが中心となり、プロジェクトごとに様々なデザイナーやアーティストと協働しながら本や展覧会をつくる出版レーベル/デザイン・ユニット。
新宿のデザイン事務所 sc…(続きを表示)